菊地晴夫の美瑛写真家日記

美瑛・富良野の旬の情報や、最近の出来事をご紹介いたします。

初出動

2010年11月30日 | Weblog
 
今日は大雪です。
積雪は30~40cmほど。
一気に真冬に突入してしまいました。
昨日が大荒れとの予報があり、予定を繰り上げて朝一で札幌から戻ったのですが肩すかし。
逆にこの大雪が昨日だったらと考えるとぞっとします。

今朝はこの冬初めて除雪車が入りました。
我が家の除雪機も初出場。
いよいよ長い冬の始まりです。

GH1 14-45 AE

静かな夕暮れ

2010年11月25日 | Weblog
 
今日も美瑛は快晴でした。
空気が澄んでクッキリとした山並みがすぐそこに見え、まるで手を伸ばすと届きそうなくらいです。
皮肉なもので、彩りの無くなったこの時期と、雪解けが終わる頃の時期によく見られます。

山並みなどを狙う場合、偏光(PL)フィルターをよく使います。
空気中に乱反射している光などをカットしてくれるので、コントラストが高まりよりクッキリと表現することができるからです。
ただ、効かせすぎるのは禁物。
上のカットはフィルターをまともに使用した例。
コントラストは高まりますが、あまり絵柄が大人っぽくありません。
山並みの影の部分と空の色合いとが同化してしまい、稜線がはっきりわからなくなるからです。
以前はどんな場合でも目一杯効かせていた時期があったのですが、今では使用頻度もめっきり少なくなってしまいました。
人間丸くなってきたのか、あるいはただものぐさになってきたのかはわかりませんが、やはり自然体が一番良いということか。
PL常用者も沢山いますので、これはあくまでも私個人の好みによるものです・・

CANON EOS-5DMark2 24~105mm F11 AE RAW

霜柱

2010年11月24日 | Weblog
 
今日は朝から超快晴。
放射冷却現象がおこり、日の出前の気温は氷点下7~8度まで下がりました。
事務所前のラベンダー畑は一面まっ白。
霜かなと思ったのですが霜柱でした。
その長さ約5cm。
霜も霜柱も一見同じようなイメージですが、造られ方はだいぶ違います。
霜は空気中の水分が凍り、草木や地表面にできる氷の結晶のことで、霜柱は土の中の水分が凍り付いたもの。
霜柱は地上の温度は氷の出来る0度以下は当然ですが、地面の温度は水を吸い上げる事が出来る0度以上と言う条件が必要です。
地面上に霜柱のタマゴが出来ると、次々と地下から水分が補給され、この吸い上げられた水が凍り更に柱を形成するのです。
昨日気温が高かったので、土の温度が上がっていたものと思われます。
しかし、何れにしても寒いことには変わりありません。

DMC-GH1 14-45 AE

満月

2010年11月22日 | Weblog
 
今日は満月ですが、あいにくの曇り空。
ただ、気温は高く10度を超えています。
相変わらず今日もエンジンがかからず、体のだるい状態が続いています。

昨夜は何の気無しに外を見たら、まん丸の月がぽっかりと。
マジックアワーの時間帯で、この時期だけに見られる特有の色調の中を、金色の光を放った月が静かに昇ってきました。
写真を撮るには満月の今日よりも昨日の方が撮りやすい。
大地と月との露出差が少ないからです。
これが白い雪原だとなお美しい。
しかし、冬期間はこの条件で晴れることが滅多になく、狙ってもモノにするのは至難の業です。

ハイビジョンデータより。

10日ぶり

2010年11月21日 | Weblog
 
10日ぶりに昨夜美瑛に戻ってきました。
もう少し寒いかと思っていたのですが、今日は快晴で穏やかな天気。
しかし、すでに下旬入りですので、カラ松はすっかり葉が落ちて裸木、常緑樹だけが残っている程度です。

午前中一杯、たまりに溜まったメールなどを再チェック、整理や返信を行ってようやく一段落したのですが、どうも京都や東京での遊びボケなのか、何となく体に力が入りません。(それとも飲み疲れ・・)
リフレッシュのつもりで出掛けたのですが、エンジン全開になるまでは今日一日かかりそうです。

※2011年版カレンダー発送について
18日木曜日までにご注文をいただいた方々には、すでに発送させていただいております。

MAMIYA 645AFD ZD-Backdigital 105~210mm AE RAW
ストックから

ヌーボー解禁

2010年11月20日 | Weblog
 
18日はボジョレーヌーボー解禁日だったらしく、どこでもイベントが行われていましたね。
「試飲いかがですか」なんていわれて、ついつい手が・・
なんてことはありません。
いくら酒好きの私でも、飲むのは夜になってからと決めています。

ということで、東京最後の夜は上野へ。
ヌーボー解禁で出掛けたわけではなく、上京する前から予定していたものです。
ピアニストのMさんを中心とした数人の音楽仲間なのですが、会の名前はそれにちなんだものではなく何故か「ワインの会」
でも、30年以上続いているという珍しいグループなのです。
昨日もその名に恥じないだけの、かなりの本数を飲んでしまいました。
当時の上野駅の貴賓室をそのままレストランに改装したというお店で、とても雰囲気も良く美味くまた楽しかった。

今日は何日かぶりに美瑛に戻ります。
次回からはまじめに美瑛の風景をお届けいたします。

DMC-GH1 14-45 AE