今日も美瑛は快晴でした。
空気が澄んでクッキリとした山並みがすぐそこに見え、まるで手を伸ばすと届きそうなくらいです。
皮肉なもので、彩りの無くなったこの時期と、雪解けが終わる頃の時期によく見られます。
山並みなどを狙う場合、偏光(PL)フィルターをよく使います。
空気中に乱反射している光などをカットしてくれるので、コントラストが高まりよりクッキリと表現することができるからです。
ただ、効かせすぎるのは禁物。
上のカットはフィルターをまともに使用した例。
コントラストは高まりますが、あまり絵柄が大人っぽくありません。
山並みの影の部分と空の色合いとが同化してしまい、稜線がはっきりわからなくなるからです。
以前はどんな場合でも目一杯効かせていた時期があったのですが、今では使用頻度もめっきり少なくなってしまいました。
人間丸くなってきたのか、あるいはただものぐさになってきたのかはわかりませんが、やはり自然体が一番良いということか。
PL常用者も沢山いますので、これはあくまでも私個人の好みによるものです・・
CANON EOS-5DMark2 24~105mm F11 AE RAW