菊地晴夫の美瑛写真家日記

美瑛・富良野の旬の情報や、最近の出来事をご紹介いたします。

路傍の草むら

2012年08月31日 | 風景写真
昨日の美瑛はかなり暑かった。
湿度があり、北海道らしからぬ気温。
おまけに小麦の収穫後の畑起こしに堆肥を撒くので、窓を開けられませんでした。
普段あまり使わないエアコンですが、さすがに昨日はドライではなく冷房運転。
例年7月の下旬頃、試運転を兼ねて1週間ほど使うことがあるのですが、この時期はもちろん始めてです。

今朝は臭いもおさまり、窓を全開、やや凌ぎやすくなっています。
暑いといっても明日からは9月、このまま続くわけもなく、こうなったらしばし楽しむしかありません。(^_^;

でも、路傍の草むらは着実に秋への準備中。
今年の秋は思った以上に、全速力で通り過ぎていくのかも知れません。


美瑛の「ザルツカンマーグート」

2012年08月30日 | Weblog
日帰りで昨夜札幌から戻りました。
ついでに買い物と「東山魁夷展」などを満喫。
久々の札幌、やはり都会だな~

しかし、今日は暑かった。
最高気温は31度、おまけに湿度全開。まるで本州です。
移住する時に周りの人から「なんで北海道?」って質問されて、「これからは北海道でコシヒカリが採れる時代になる」といって笑ったことがあったのですが、でも今は現実にそうなっています。
それが当たったなんて喜んでいられない、これは恐ろしいことなのです。

話変わりますが、今日の写真は昨日の朝焼けの一枚。
この水沢ダムは、以前は絶好の撮影ポイントでした。
しかし、近年整備されて、といっても整備しすぎて、周りに白樺の木を植えたために湖面が全く見えなくなってしまいました。
私は美瑛の「ザルツカンマーグート」(ウィーン郊外の湖水地方でサウンド・オブ・ミュージックの舞台になったところ)と呼んでいたのですが、今では朝陽を狙うカメラマンはゼロ。
こんなヨーロッパのような絶景のところが、このような状態では非常に残念です。

管理するところ、見学できるところ、手を付けないところ、使い分けして自然と共存できれば良いですよね。
ちなみにこの写真は1mを超える雑草をかき分けて湖面間際まで近より撮影したもの。
ヤブ蚊と朝露にやられどうしでした。(^_^;


牧場の虹

2012年08月29日 | Weblog
おはようございます。
美瑛も連日30度越え。お盆過ぎてからのこの気温は移住以来初めてで、まさに異常としか言いようがありません。
でも、空模様は千変万化。
晴れたり曇ったり、雨が降ったりまた止んだりと、めまぐるしく変わり、朝焼け、夕焼け、虹などのオンパレードです。
気象現象の写真自体は、内容的にはそれほど意味のあるものではないと思っているのですが、景観がすぐれている美瑛ではそれとなく絵になってしまうのでついつい狙ってしまいます。
今日はそんな虹をお届け致します。
(今日はこれから札幌に向かいます。)


本日臨時休館

2012年08月29日 | Weblog
本日、8月29日(水)は、都合により臨時休館とさせていただきます。
大変申し訳ございません。
明日からは通常オープン致しますので、皆様のご来館をお待ちしております。
どうぞ、よろしくお願い申し上げます。


★ブルーレイ「丘のある風景」発売に関して

2012年08月28日 | Weblog
この夏に発売予定でしたブルーレイディスクによる「丘のある風景」ですが、現時点でまだ発売できていない状態です。
全12チャプター、すべての編集作業がすでに終了したのですが、今、最も注目されている「青い池」を、もう1チャプター増やす事に急遽変更致しました。
撮りだめもあるのですが、今年は例年になく水の色が綺麗で、この春から新規に撮り直しを行っている最中です。
これから秋、そして初冬と撮影して、その後に編集作業を行ってオーサリング、プレスする予定でおります。
お問い合わせもいただいているのですが、大変遅れており申し訳ございません。
最終的には13チャプター(予定)で皆様にお届け出来ると思いますので、それまで今しばらくお待ち頂きますよう、よろしくお願い申し上げます。


Facebook仲間

2012年08月26日 | Weblog
昨日ツーリングでお越しになった二井さん。
Facebook仲間というよりは、映像とPCマシンの師匠です。
美瑛に一泊されたので、夜はびえいもち豚で人気の高いレストラン「こえる」さんで一杯やりました。

翌朝は朝霧狙いで出掛けたのですが曇ってきてNG。
それならば青い池に行こうということになり、私は連日の青い池。
着いた時は枯れ葉などゴミが浮いていたのですが、タイミング良く風が出て来て隅っこに押しやってくれました。
これも運というか、自然とは面白いものですね。

先ほど弘前に無事到着との連絡が入りましたが、1100ccの大型バイクで道内3日間走った距離は、なんと1700kmとのこと。
多趣味で、バイクはもちろんのこと、スポーツカー、乗り鉄、撮り鉄、写真、映像、メカニカル、何でもプロはだし。
そんでもって本業がドクターなんですから、ちょっとかっこよすぎます。(^_^)


やはり青い池

2012年08月25日 | 風景写真
いつも「北島精肉店」から贈り物をしてくださる友人が東京から来てくれました。
美瑛滞在は一日間だけでしたが、お目当てはやはり「青い池」
すでに東京あたりでもかなり知られているとか。
少し小雨の降る日だったので、濁っていないか心配して出掛けたのですが、色合いはまずまずでした。
当初、あまり期待していなかったので、カメラを持って行こうか迷ったのですが、一応ということで三脚を担いで青い池に。
色は良かったのですが、曇り空。
やはり風景としては今一つフォトジェニックさに欠けています。

友人との会話で、「これで霧でも流れてきてくれたら最高なんだけど・・」
なんて話していたら、こんな事もあるんですね、ものの見事に霧が出たのです。
それも美瑛川を白金方面へと逆流して・・
画面で言うと奥の左から右側へとなります。

あっという間でしたが、何カットか撮影に成功、特に動画で撮影出来たので大満足でした。
やはり風景は現場で起きているんだな~
きっかけを作ってくださって、ありがとう。


音楽会終了

2012年08月24日 | Weblog
昨夜は久しぶりの音楽会。充分に堪能してきました。
ピアニストは小山実稚恵さん、非常にパワフルな演奏でした。
ただ、北海道公演の初日とあってか、1楽章はオケとの息がピッタリとはいえない感じでしたが、2楽章、3楽章に入るにつれて非常に伸びやか、3楽章はかなりの熱演で圧倒されました。
聞き手側の問題ですが、残念なことに1楽章終了後にパラパラと拍手が入ってしまったこと。
ちょっとしらけましたが、コンチェルトなので演奏が良かったからつい拍手してしまったと解釈して良しとしましょう。

シンフォニーも素晴らしかった。
特に2楽章が良いですね。
ホルンの長いソロで始まるのですが、こういう美しい旋律を聴くと理由もなく涙が流れてくるから不思議です。
3、4楽章はステージから近かったと言うこともあり迫力は満点、ホール自体がちょっとデッドでもう少し響きがほしかった感じはしますがそれは致し方ないところです。
札幌キタラで聞いたらもっといいだろうな~。

音楽会終了後にステージ脇でですが、コントラバス奏者のIさんとも10年ぶりくらいで再会。しばし話をすることができました。
今は子育て奮闘中とか、がんばってください。
今日は札幌公演、そして帯広、釧路と続くようです。
100人からなる一流の音楽家が奏でる演奏を聴けるのだから、これほど贅沢な事はありません。
やはり音楽って素晴らしい。


N響、旭川公演

2012年08月23日 | Weblog
今日はHNK交響楽団の旭川公演。
フルオーケストラが旭川で音楽会を行うということは滅多にないので、当然ながらチケットをゲット。
曲目は
◆武満 徹/ハウ・スロー・ザ・ウィンド
◆チャイコフスキー/ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調 作品23
◆チャイコフスキー/交響曲 第5番 ホ短調 作品64

地方公演とあって、武満 徹以外は超ポピュラー曲が並びましたが、このところ全く聞いていないので、ある意味新鮮かも。
以前はピアノコンチェルトも、チャイ5も耳にたこができるくらい聞いた。
その当時は当然まだレコードで、ピアニストはアルゲリッチと決め込んでいたし、チャイ5はハイティンクのアムステルダムコンセルトヘボーなどを良く聞いていた。

N響の旭川公演といえば、確か十数年前に、知人が在籍していることから一度聞きに行ったことがあった。
会場に入って驚いたのは、ステージ上、演奏者用の椅子が何とパイプ椅子だったこと。
これではちょっとかわいそうだな、と思った。
でももっと驚いたのは、一ベルがなって楽員が入場してきたら、えんび服ではなく全員ダークスーツにネクタイ。
言っちゃ悪いけど、何処かのアマチュアオーケストラの定期演奏会といったイメージだった。

でも、付け加えますが、演奏は素晴らしかった。
さすがに、日本を代表するオーケストラだ。
今回の公演も尾高忠明さんが棒を振るので、良い演奏になることでしょう。
今日はワクワクの一日になりそうです。