菊地晴夫の美瑛写真家日記

美瑛・富良野の旬の情報や、最近の出来事をご紹介いたします。

写真展開催中

2007年08月29日 | Weblog
 
美瑛は快晴続きです。

昨日は現在行われている「北海道を発信する写真家ネットワーク展」会場に行ってきました。
場所はご案内しておりますが、札幌市郊外のモエレ沼公園です。
会場ではお越しいただいた方々とお話しすることもでき、短い時間でしたが充実した1日となりました。

報道などでは良く耳にしておりましたが、私は正直、この公園に初めて訪れました。
印象としては、全く来館者の交通の便を考えていないなといった感じでした。
が、
内容は彫刻家「イサム・ノグチ」が構想したとあって、壮大な公園となっていました。
このような規模の公園は、日本国内では北海道以外考えられないと思います。

今回の写真展はこの公園の一角、「ガラスのピラミッド」という会場で行われています。
総勢50有余名の作家による展覧会ですから、迫力はいうまでもありません。

この写真展で北海道の新たな再発見があるかも知れません。
皆さんもこの機会に是非、ご高覧賜ればと思っています。


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以下、モエレ沼公園に関しては、HPから引用させていただきました。

モエレ沼公園は、「札幌市環状グリーンベルト」構想の北部系緑地の核となる都市公園です。
ゴミ処理場として利用した後、1982年(昭和57年)から公園造成を開始しました。

1988年(昭和63年)には、彫刻家イサム・ノグチが計画に参画。モエレ沼公園の基本設計が策定されました。
ノグチによる、「公園をひとつの彫刻」とするダイナミックな構想により造成が進められ、2005年(平成17年)7月1日にグランドオープンしました。

公園では、5月には「サクラの森」のサクラが咲き、6月から9月にかけてはモエレビーチが開放されます。
その他の施設として、イサム・ノグチがデザインした120基以上の遊具のある7ヶ所の遊具エリアや、石狩平野を囲む山脈を一望できる、高さ50mのモエレ山や30mのプレイマウンテンがあります。
スポーツ施設としては、15面のテニスコートに野球場、陸上競技場があります。
イベント施設では、野外ステージやミュージックシェルなどがあります。冬はクロスカントリースキーやスノーボードにソリ遊びが中心となり、一年を通して遊びを提供できる公園です。


秋桜

2007年08月26日 | Weblog
 
旧盆明けの美瑛も、30度近くまで気温が上がっています。

例年ですとかなり秋めいて、長袖をはおるといった気温ですが残暑が続いています。
ただし、湿度が低くカラッとしているせいか、しのぎやすくなっています。
木陰にはいるととても爽やかで、北海道らしい気候といえるかも知れません。


美瑛の丘の彩りは、今一段落しています。
小麦などの収穫が終わり、パッチワークのような艶やかさがなくなりました。
これからしだいに豆類が黄色に色づいてきますが、それまで丘の撮影もしばし休息です。

写真は丘の片隅に咲いている秋桜を狙ったものです。
草花のアップの写真はこのところほとんど撮っていませんでしたが、デジタルカメラなら気軽にレンズを向けることが出来るので便利です。

もうしばらくの間は、花のアップ狙いが続きそうです。
 

写真展のご案内

2007年08月22日 | Weblog
 
前線が張り出してきて、この2~3日は雨との予報でしたが、意外に早く移動したためか今日は晴れています。
少し蒸し暑いですが、風があるので少しはしのぎやすくなっています。


さて、今日は「北海道を発信する写真家ネットワーク展」のご案内です。
出展者は北海道を代表する写真家50余名で、展示数は200点以上になると思います。
各作家5~6点を展示する予定です。

尚、私は28日の午後に会場入りする予定です。
札幌近郊の方は是非お立ち寄り下さい。

詳細は下記の通りです。
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「北海道を発信する写真家ネットワーク展」
もっと伝えたい。写真の力。北海道の力。
「活かす(Nature)/ 生きる(Culture)」をテーマに、「北海道を発信する写真家ネットワーク」が贈る、第一回写真展。

北海道の力強い自然風景や、そこに息づく動植物、それらと向き合いながら生きる人々の営み・・・・・・。
広く国内外に、そして次の世代に伝えたい、北海道の真の美しさを、写真家たちがさまざまな視線でとらえました。
写真にできること。写真だからできること。北海道の可能性が、今、動きはじめます。

【会期】
2007年8月25日(土) ~ 9月9日(日)
10:00~ 19:00 (入場は閉館30分前まで)
9月3日(月)休館日
*最終日16:00まで
【会場】
モエレ沼公園内ガラスのピラミッド「HIDAMARI」スペース2
北海道札幌市東区モエレ沼公園1-1
【入場料】
500円(税込) 学生・小人無料

主催:特定非営利活動法人 北海道を発信する写真家ネットワーク
後援:北海道 / 札幌市 / 東川町 / 財団法人 北海道文化財団
協賛:富士フイルムイメージング株式会社

お祭り

2007年08月19日 | Weblog
 
今日は朝から清々しい青空が広がっています。
早朝のひんやりとした空気は、すでに秋の香りが漂っています。

昨日は旧盆のお祭りでした。
美瑛には夏の大きなお祭りが二つあります。
一つは7月に行われる「美瑛火祭り」と、もう一つが昨日行われた「どかんと農業祭り」です。
丸太切り競争やカニの早食い競争、また仮装盆踊り大会などが行われ、朝からお祭り気分で盛り上がっていました。

メインは夜空に上がる大花火大会。

とはいってもご覧のような内容ですが・・

一発一発かみしめるように丁寧に(?)打ち上がります。
広告代理店などが企画した大きな大会には遠く及びませんが、これはこれでなんとも趣のある花火です。

夏休みももうすぐ終わりますが、子供達にとってはきっとすばらしい夏の思い出になったんだろうな~と思いつつ、田舎のお祭りを堪能して帰ってきた夜でした。

水辺に咲く

2007年08月16日 | Weblog
 
美瑛は雨です。

昨日までの天気とは一転、今日は肌寒い感じです。
気温は19度。
昨日までは30~31度ありましたから、10度以上一気に下がったことになります。
涼しいのは歓迎ですが、ちょっと極端です。
明日からは天気も回復するようですが、その後はオホーツク海のカラッとした秋晴れ(少し早いですが)になりそうです。

写真は以前も紹介した美瑛川です。
この時期の主役は艶やかな花々ですが、このような風景も実に良いものです。
深緑の中にガクアジサイでしょうか、点々と咲いています。

新緑の季節とも違った、趣のある風景に出会うことが出来ました。

萩の花咲く

2007年08月14日 | Weblog
 
美瑛は今日も夏日でした。

予報では30度程度ということでしたが、終わってみれば昨日ほどではないにしても、32度くらいまで上がりました。
せめて風があって欲しいと思っても、このような時に限ってなぜか無風です。

事務所では先日からようやくエアコン稼働の日々が始まりました。(本州の方ゴメンナサイ。)
7月が意外に朝晩涼しい日が続いたので、今年のエアコン出動はないかなと思っていたのですが、やはりここ2~3日フル稼働です。
昨年は7月下旬から10日間くらいでしたが、今年はどの程度になるのやら・・
美瑛ではほとんど使う日が無いので、試運転がてら暑いのも良いのかも知れません。

暑い暑いといいながらも、丘の片隅にはすでに萩の花がほころび始めています。
萩は草冠に秋と書くくらいで、文字通り秋の花です。
秋の七草の一つでもあり、薬草としても使用され人々の生活に溶け込んでいました。
芭蕉の句や万葉集などでも数多く登場する草花の一つです。

比較的地味な花ですが、この花を見る度になぜかもの悲しい風情を感じてしまいます。
今は夏真っ盛りですが、すぐそこまで秋が来ているのを知らせているからかも知れません。

猛暑

2007年08月13日 | Weblog
 
昨日は久しぶりに晴れました。

遅ればせながら北の大地も猛暑に見舞われました。
のきなみ32~35度前後まで気温が上がり、避暑を求めて北海道入りした観光客には気の毒なほどです。

でも、北海道の夏は束の間です。
作物などにとってもこの日差しは貴重なもの。
今日も予報では34度、しばしの夏を謳歌したいところです。

事務所脇の畑は、今年はトウモロコシとひまわり畑です。
つい2~3日前までは、生育が遅れ実の部分がほとんど無かったのですが、遅れを取り戻すかのように一気に成長しだしています。
美味しいトウモロコシが出来るまであと少し。

今年ももぎたてをいただきます。


作品募集-02

2007年08月11日 | Weblog
 
相変わらず雨が降り続いています。

例年ですと春蒔きの小麦の収穫時期ですが、この雨でいっこうに刈り取ることができません。
今は気温が高いですが、この先涼しくなったりすると刈り取る前に芽が出てしまい収穫できなくなる場合が出てきます。
来週あたりからようやく前線が弱まるとのことですが、その予報に期待を込めたいところです。


さて、コンテスト情報第二弾です。
恒例のシーニックバイウェイフォトコンテストの募集が始まりました。
詳細は以下の通りです。

シーニックバイウェイ北海道 大雪・富良野ルート「みち・沿道景観フォトコンテスト」

テーマ●旭川・美瑛・富良野近郊の風景、スナップなど自由
サイズ●四ツ切り「ワイド不可」デジタル可1人10点以内
賞●◇グランプリ1名=10万円◇特選2名=3万円◇準特選3名=2万円◇入選20名=5千円◇富士フイルム賞10名=RVP100/5P※他全員に副賞
その他●写真専門誌、日本フォトコンテスト2月号に掲載予定
送り先
〒078-8513 北海道旭川市宮前通東4155-31
旭川開発建設部道路第1課シーニックバイウェイ北海道
大雪・富良野ルート「みち・沿道景観フォトコンテスト」係
問い合わせ
菊地晴夫写真事務所 0166-95-2066

HPはこちらです

作品募集-01

2007年08月09日 | Weblog
 
うっとうしい雨が続いています。

前線が停滞しているので、きっとエゾ梅雨でしょうね。
何年か前も8月にエゾ梅雨になり、その時は気温も下がってストーブでもつけようかという事がありました。
逆に今回は蒸し暑い日が続いていますが、北海道は夏が短いので、気温が高いほうが救われます。


昨日は札幌に出かけました。
新規コンテストの審査依頼を受けての打ち合わせです。
コンテストは「大好き北海道写真展」。
それほど敷居の高いコンテストではなさそうなので、初心者から中級者、またコンテストへの応募をためらっているような方にお勧めです。
お気軽にご応募下さい。お待ちしております。

詳しくは
こちら
「大好き北海道写真展」

ひまわり畑

2007年08月08日 | Weblog
 
美瑛はその後ずっとぐずついています。

台風が去ってから気圧配置が変わりました。
オホーツク海高気圧の勢力が弱まって、太平洋高気圧が張り出してきたからです。
しかし、その勢力があまり強くなく、北海道上空がその境目となっているようです。
暖かい空気と北からの冷たい空気とがぶつかり合い、午後になると連日雷を伴った雨になっています。
曇っているのに気温は30度近くまで上がって、まるで本州の夏のような感じです。
退院以来、スカッと晴れた太陽を見ていない気がします。


美瑛の丘は巨大ひまわり畑が、あちらこちらに出現しています。
これは土壌改良用に植えられたもので、開花するまでわかりませんが、一斉に咲き出しました。

特に美馬牛小学校裏から見る、対面する丘は巨大な面積を誇っています。
今までこれほど大きなひまわり畑は見たことがありません。

ひまわりにはやはりサンサンと照りつける太陽がよく似合います。
抜けるような青空を期待したいところです。