菊地晴夫の美瑛写真家日記

美瑛・富良野の旬の情報や、最近の出来事をご紹介いたします。

リューキンカ咲く

2011年04月30日 | Weblog
 
今日は久々に朝からほぼ快晴。
ただ、この時期特有の春の強風に見舞われ、風がやや冷たく感じました。

ようやくあたりの緑も正気を取り戻し、少しずつですが色濃さを増しています。
真っ先に開花するのがこのエゾノリュウキンカ。
事務所前の一角にちょっとした湿地があるのですが、毎年綺麗な花を付けてくれます。
都会にいると高山にでも行かないと見られない草花も、北海道では軒先で鑑賞できるというのが良いですね。
あたりにはカタクリも多く、つぼみがだいぶ大きくなって来ています。
明日から再び崩れるようですが、その分開花時期が長くなりそうです。

ギャラリーオープン

2011年04月29日 | Weblog
 
本日、菊地晴夫写真ギャラリーオープン致しました。
11月上旬まで無休で営業致します。(予定)
場所は美瑛駅から車で約5分、パッチワークの丘の中心部、北西の丘展望公園前となっております。
併設しているソフトクリームコーナーでは、美瑛牛乳を使った美味しいソフトクリームをご賞味いただけます。(ソフトは5月3日頃から営業開始)
是非、お試し下さい。
皆様のお越しを、心よりお待ち申し上げております。

雑草より強く

2011年04月27日 | Weblog
 
ご存じギョウジャニンニク。
といっても、本州ではあまり馴染みがないかも知れません。
私もこちらに来てから知ったのですが、これが結構美味しいんです。
毎年ブログでも紹介していると思いますが、北海道ではアイヌネギとも呼んでいます。
修行道の行者が、これを食べると滋養がつきすぎて修行にならなかったとも言われている恐るべしギョウジャニンニクです。
おひたしなどにしていただきますが、ほんのりとニンニクの香りがして美味です。
しかし、翌日のほうが臭いは強烈で、人と会うと必ず「食べたでしょう」といわれるほど。
でも、やめられないんだな、これが。
夏は背丈ほどの雑草で隠れてしまいますが、この時期必ず顔を出してくれる強いやつ。
今年こそ、雑草対策をしてやらないと、いただくだけではちょっとかわいそうです。

光のアート

2011年04月25日 | Weblog
 
晴れマークが次々と傘マークへと変わってゆき、GWも天気が悪そうです。
神はまだまだお怒りのようで、そう易々とは春にしてくれません。
GWはせめて天気さえ良ければと、かすかな期待もあったのですが、晴れマークが消えていくように観光客も遠ざかってゆきそうです。

この写真は今年の大型カレンダーにも使用しているカットですが、ビデオでも撮影しておりました。
普段なら何の変哲もない大地の畝ですが、夕方斜光が差し込み、とても立体的な風景を作り上げてくれた瞬間です。
まさしく光のアート。
ややアンダー目の露出設定で、畝模様を更に強調しています。
前々回はハイキー調、前回そして今回はローキー調の写真と言えるでしょう。
少し気になっていることですが、コンテストなどに応募された作品を見ると、なんとアンダーな写真が多いことか。
ローキー調の写真とアンダーな写真は全く別で、それはただ暗くプリントしただけの写真です。
一見重厚なイメージがありますが、これも調味料と一緒でだんだんマヒしてしまうのです。
写真は目で見たように撮るのがまずは大原則。
暗い写真よりは明るいほうが、気分も爽快になりますよね。(次回からはまた明るいカットを・・)

キャプチャー作業再び

2011年04月23日 | Weblog
 
長らく中断していたキャプチャー作業を再開しました。
かれこれ1ヶ月ぶりです。
編集作業から遠ざかり、すっかりモチベーションが下がっていましたが、もう大丈夫。
マシンも完全64bitになり、Final Cut Proも以前にも増してパフォーマンスが良くなりました。

この写真は以前撮影したエゾヤマザクラのカット。
「ヤマザクラ咲く風景」などと銘打って、ワンチャプターに出来ないか思案中です。
何れにしても、美瑛で見るエゾヤマザクラの何と美しいことか。
開花まで後2~3週間はかかりそうですが、待ち遠しい限りです。

狼煙上がる

2011年04月21日 | Weblog
 
小雪混じりの雨がぱらつく、寒い日が続いています。
春の寒波襲来で、この分では桜の開花も遅れそうですが、丘は確実に動き始めています。
いち早く取り組むのはアスパラの枯れ枝処理。
グリーンアスパラは春の収穫後は根株を大きくするために、夏は伸ばし放題にします。
やがて秋になり枝は枯れてそのまま越冬させますが、この時期、新芽の収穫準備のために、この枯れ草を集めて燃やすのが習わしです。
来月下旬くらいからは収穫が出来るようになり、美味しいグリーンアスパラの時期を向かえます。
これから天気の良い日には、丘のあちらこちらでこの煙が立ち上りますが、まさしく農作業開始の狼煙のようなものとなっています。

GH1 14-45 AE

残念ワインハウス

2011年04月19日 | Weblog
 
2年ほど前に美瑛に「こじゃれたワインハウス」ができ、食事もワインも美味しいので来客などがあるとちょくちょく利用していました。
ところが、先日マスターから、しばらくの間、店を休むという連絡が入り、何人かで残念会を行いました。
料理はシロートとマスターの口癖でしたが、かなり食べ歩きしていたようで、メニューはどれも洗練されていました。

美瑛は観光客も多く訪れるのですが、意外に少ないのが、夜食事のできるお店です。
たまには都会の気分を味わってというのには打って付けのこのお店でしたが、休むとなると非常に残念です。
最後にみんなで飲んだのは、マスターコレクションの中から「シャトーベルエアー」(ボルドーだそうです)超ビンテージ1966年もの。
ちょっと気取って食事が出来るお店だったのですが、しばらくお休みとのことで、観光でお越しの方もご注意を。