菊地晴夫の美瑛写真家日記

美瑛・富良野の旬の情報や、最近の出来事をご紹介いたします。

白い丘

2009年02月28日 | Weblog
 
やはり上京している間、だいぶ降ったようです。
今年は車庫や物置の雪下ろしをしなくても良いと思っていたのですが、近くで見ると結構積もっています。
雪は軽いように見えますが、これが意外に重いんです。
屋根に積もった雪は1立方メートルあたり、おおよそ200kg前後といわれています。
小さな車庫や納屋でも優に1~2トンを超える重さ。
おそらくジッと耐えているんだろうな。
明日からはもう3月、ドカ雪が降るということは無いとは思いますが、近いうちに雪下ろしをやろう。

CANON EOS-5DMark2 EF24~105mm F11 AE


写真展のご案内

2009年02月25日 | Weblog
 
一週間ほど留守にすると書類やメールの対応などで大変なのですが、
そんな中写真展のリーフレットが届いておりましたのでご案内いたします。

NPO法人「北海道を発信する写真家ネットワーク」会員写真展

「THE NORTH FINDER ― 北海道 自然とひとの共生域― 」展

日  時:2009.3.7(土)~22(日)
会  場:JRタワー展望室タワー・スリーエイト(札幌)
営業時間:10時~23時
入場料 展望室入場料として 大人700円 中・高生500円 小学生・幼児(4歳~)300円

私の写真はたぶん2点ほど。期間中時間があれば出掛けたいと思っています。
札幌近郊の方は是非ご高覧下さい。

NPO法人「北海道を発信する写真家ネットワーク」

都会のパワー

2009年02月24日 | Weblog
 
先ほど寒い美瑛に戻って来ました。
東京はビル風なども影響してかなり肌寒い感じがしていたのですが、旭川に下り立った瞬間「う~寒い」
やはり、その寒さは東京の比ではありません。
事務所がある美馬牛の周りはかなりの積雪で、この一週間で予想以上に降ったことがわかります。

でもこの一週間、上京して大きな刺激を受けて戻ってまいりました。
やはり都会に出ないと見えてこないパワーやイメージが数多く再認識できます。
各個人の潜在的エネルギーや、相対的に持っている都会の力に多分に刺激されるからだと思います。
田舎にいるとどうしても「ぬるま湯」につかってしまう傾向にあり、冷や水をかけられるのをどこかで望んでいるのかも知れません。(私の場合だけかも知れませんが・・)

「とにかく癒されるんですよ、そして明日への活力になるのです」というのは決まって美瑛に訪れる都会人。
「また都会に戻って、一からがんばろうという気持ちにしてくれるんです、この美瑛の風景を見ていると・・・」
田舎なんて何の力も無いと思われがちですが、エネルギー不滅の法則は現代でも脈々と生きています。

都会では得ることのできない癒しを田舎に求め、田舎に無いパワーを都会で吸収する。
私の場合は後者ですが、究極の地方分権だとは思いませんか。

写真は二次会で立ち寄った赤坂のハイセンスワインショットバー。(サカス付近)
しかし「2ワイン、1おつまみ、しめて○,000円」
う~ん、でもその授業料はちょっと高すぎる。美瑛では絶品の癒しの風景なんと0円。
美瑛にも来てみませんか、ワンショットデッキ沢山あり、無料です。


蒼い丘陵

2009年02月22日 | Weblog
 
美瑛は大荒れだったらしい。
この時期に低気圧が日本列島を通過する度に、北海道など北国が大荒れになってしまう。
東北近辺で猛烈に発達するというパターンになってきており、低気圧が通過する度に千歳空港の閉鎖が続いています。
北国は夏の台風の影響が少なかったのですが、ある意味本州と平等になりつつある。
災害の平等化なんて何ともいやな現象が起きています。

雪の降らないところで大雪になったり、雨がよけいに降らなくなったりと、世界各地で異常気象が報じられていますが、やがてこれが当たり前になって、異常気象とはいわなくなる時が近いうちにくるのでしょうね。

CANON EOS-5DMark2 EF24~105mm F11 AE

冬陽

2009年02月20日 | Weblog
 
東京は寒い日が続いています。

EF24-105mm F4L IS USMというこのレンズはもちろんキャノン純正。
広角から中望遠までカバーでき、今は当たり前になりつつある手ぶれ防止付き。
これ1本でほとんどの撮影が可能というほどオールマイティです。
私の常用レンズになっていますが、フレアにはかなり弱いようだ。
カメラと太陽の位置でも変わりますが、このようなフレーミングでは必ずといっていいほど大きなフレアが出る。
気に入っている一本ですが、これが玉に疵だ。

CANON EOS-5DMark2 EF24-105mm F4L IS USM F11 AE

創作織物

2009年02月19日 | Weblog
 
只今上京中です。
日中の日差しはかなり強いのですが、日陰の体感気温はかなり寒いです。
何処に行っても「先週は春のような陽気だったんですが・・」と、
まるで私が寒さを連れてきたような感じです。

さて、昨日は何十年かぶりに藤沢まで出かけました。
創作織物を行っている西表島の知人Kさんが作品展示&即売会を行ったからです。
写真はその作品。
絹や綿を主素材にしたもので、とても美しく上品な色合いが特徴です。
機械による大量生産では決して味わえない、手織り独特の風合いが伝わってきます。
ストールやマフラーなどが主ですが、まだまだ寒い季節が続きますのでこの時期にピッタリです。
皆さんもお一ついかがでしょうか。

小田急百貨店、藤沢店 24日まで
催事場ではちょうど北海道物産展も行われていました。
お近くの方は是非どうぞ。

みちとサンピラー

2009年02月17日 | Weblog
 
今日は思いがけず晴れました。
千歳では欠航便が出るほど荒れているというのに、美瑛は快晴。
北海道がいかに広いかが伺えます。

今冬、昨年に引き続きとあるクライアントからの要望で「みち」の写真を撮っています。
雪が少なくてなかなかそのチャンスが少ないのですが、今日は好条件。
昨夜新雪が降って今朝晴れました。
気温は氷点下15度。
丘ではサンピラーが狙えると思いながらも、仕事が第一。
でも、そんな気持ちを察してか、なんとサンピラーが顔を出してくれました。
太陽の真下に伸びる光がそれ。
みちとミニ・サンピラー、珍しい組み合わせ。

CANON EOS-5DMark2 EF24~105mm F11 AE

夜明け

2009年02月14日 | Weblog
 
冬の夜明けは美しい。
雪原が白いので空との露出差があっても、黒くつぶれるということがないからです。

ただ、デジタル現像ではデイライトタイプのリバーサルフィルムで撮影したときのような、美しく透き通るような紫色に仕上がらない。
もともとデイライトタイプのフイルムは日中に撮影するとベスト発色するように設計されているので、このような日の出前に撮るとカラーバランスが崩れてしまいます。
しかし、その崩れ方が何とも風情のある色合いに染まってくれるのです。

私の場合デジタルカメラでの撮影はすべてがRAWデータ。
あのリバーサルフィルムの色をイメージして現像するのですが、どうしてもそのような色合いに仕上げることが出来ません。
どなたか理想的な現像の手順のアドバイスを・・

CANON EOS-5DMark2 EF24~105mm F11 AE


冬霧漂う

2009年02月12日 | Weblog
 
その後もほとんど降雪が無いまま、2月も中旬に入りました。
トータル的な積雪量は例年同じと言いますが、それが本当ならこれから1mは積もる計算です。
それだけはご勘弁を。
もう、今シーズンはこのまま終わってもらいたい気分になってきています。

この冬の特徴はスカッと晴れないこと。
特有の凛とした冬晴れになってくれません。
晴れているのか曇っているのかとにかく中途半端です。
先日も霧氷が付いたので期待して出掛けたのですが、日の出直前に雲がかかってしまいました。
(残念!)

ただ、日中気温が上がるせいか(といっても0度前後)朝方冬霧が発生する回数が増えています。
この写真もその冬霧。
この時期の霧は雪原が白いので表現するのは難しいのですが、何となく漂っているのがわかると思います。
日の出前の幻想的な一瞬です。

CANON EOS-5DMark2 EF24~105mm F11 AE