菊地晴夫の美瑛写真家日記

美瑛・富良野の旬の情報や、最近の出来事をご紹介いたします。

快晴も息切れ

2008年07月31日 | Weblog
 
しばらく続いた快晴の天気もようやく息切れのようです。
お昼過ぎから予報通り、一気に曇ってきました。
明日から週末までは雨や曇りの日が続くということです。

それにしてもこの3~4日は、すばらしい青空に恵まれました。
昨日はくっきりと十勝岳連峰まで見えて、夏の時期としては珍しいほどのヌケ具合です。
これがラベンダーの時期だったらな~と思うのは、あまりにも贅沢というものでしょうか。

この写真は前日の豆ニオ畑。
一層ニオ積みが進みました。
北海道・美瑛から、爽やかな盛夏の風景をお届けいたします。

《盛夏の頃》
MAMIYA 645AFD ZD-Back 55~105mm F-22 1/4 RAW PL

ニオ積み始まる

2008年07月29日 | Weblog
 
今日も美瑛は良い天気に恵まれました。
日中は気温が上がって30度。
でも夕方は窓を開けておくとひんやりとした風が入ってきます。
さすがは北海道、こうでなくっちゃ。

さて、丘ではすでにニオ積みが始まりました。
豆を刈り取って天日干しにするために積み上げたもので、このあたりでは「豆ニオ」と呼んでいます。
ニオの語源を調べてみると「稲わらを積んだもので雨風を防ぐために傘にしたもの」だそうだが、まさしくそのあたりからきているのかも知れません。
晩夏の豆ニオは主にアカエンドウで、みつまめの原料になるとのことです。
あんみつなどに入っているアカエンドウは、美瑛産かも知れませんよ。

でも、この豆ニオが丘のあちらこちらに出現すると、はや初秋の趣が濃くなってきます。
つい先日ラベンダーが咲いたばかりと思っていたのですが、秋はすぐそこまで来ているようです。
秋と冬はよく季節が同居するといいますが、北海道では晩夏の時期にも秋がすでに同居し始めているようです。

《ニオ積みの丘》CANON EOS-5D 28~105mm f16,AE RAW

ブルーリバー

2008年07月28日 | Weblog
 
美瑛は今日も晴れ。
気温は30度で少し蒸し暑い状態でした。
でも、朝晩は寒いくらいなので理想の気候といえるかも知れません。

この写真はおなじみの美瑛川で通称ブルーリバー。
まさしく蒼い川です。
もちろんこの蒼さはデジタル処理しているわけではありません。
どのような理由でここまで蒼くなるのかは定かではありませんが驚きです。

美瑛川には白金にある「白髭の滝」を筆頭に、何カ所か好撮影ポイントがありました。
しかし、近年十勝岳の噴火対策で大規模な砂防護岸工事が行われ、今まで撮影ポイントになっていた場所のほとんどが失われました・・・が、一方でこのような新ポイントも出現。
新しい砂防ダムによってせき止められた美瑛川は、この世のものとは思えないほどの神秘の色合いを見せています。

美瑛の隠れざる新観光資源「ブルーリバー」を、これからも紹介していきますよ。

《神秘のブルーリバー》
MAMIYA 645AFD ZD-Back 55~105mm F-22 1/2 RAW PL

撮影進む

2008年07月27日 | Weblog
 
昨日はブログでも紹介しましたが、今シーズン最高の青空に恵まれました。
今日も快晴ですが、偏西風の雲がうっすらと出ていますので、条件ははやり昨日に軍配が上がりそうです。

以前にも紹介しましたが、ハイビジョンのひととき「美しい村」の番組撮影が進んでいます。
昨日は早朝、ファーム富田の撮影をそそくさと終わらせて、その後撮影クルーに合流。
赤麦の撮影時は天気が悪くて惨憺たる結果でしたので、昨日はそのリベンジです。
週間天気予報を眺めながら綿密に予測、撮影日を昨日に設定、結果ドンピシャで一安心。(フー。)
ぷかぷかと流れる雲も出ており、きっと良いカットが撮れたのではないでしょうか。

美瑛の放映日程が決まったようです。
日時は10月28日(火)19時から概ね1時間。BS-i
どのような内容になるかとても楽しみです。

定番

2008年07月26日 | Weblog
 
今日は快適な一日でした。
早朝こそは雲がかかっていましたが、予報通りスキッと晴れ上がりました。
北海道はオホーツク海高気圧に覆われたせいで、湿度の低い爽やかな夏日でした。

ラベンダーが咲き出してからこの時期の定番となっている「ファーム富田」を狙っていたのですが、どうしても条件がそろわず撮れませんでした。
今日か、もしくは明日あたりが最後のチャンスかなと思っていましたが、今シーズンぎりぎりでその条件が整いました。
晴れ上がってすぐに「それ行け」とばかりに出かけて撮ったのがこのカットです。

それらの条件としては、
1)花が満開状態であること。
2)花畑の先が青空であること。
3)7時~9時頃までに撮ること。
4)ラベンダーの刈り取りが終わっていないこと。
などがあげられます。

今回は概ね条件がかないましたが、おわかりのように右側のラベンダーは刈り取りがすでに始まっていました。
例年、後1週間ほどは残してもらいたいと思っているのは私だけでしょうか・・

《夏の花園》
MAMIYA 645AFD ZD-Back 55~105mm F-22 1/4 RAW PL

那智・美瑛火祭

2008年07月25日 | Weblog
 
昨日は「那智・美瑛火祭」
この祭りは1989年から始まったもので、重さおよそ35キロの大松明12本を担いで美瑛の町を練り歩くものです。
今年は「那智・美瑛火祭」20周年という節目の年で、本家、熊野那智大社の大松明と競演という形になり、迫力満点の祭りになりました。

更に、これらの内容は、
ダイドードリンコスペシャル 丘のまちに揺れる炎 ~北海道 那智・美瑛火祭~
で放映されます。
放映日時は2008年8月17日(日)16:00~16:54、
美しい丘の映像とともに小さな町「美瑛」で繰り広げられる、心温まる人間像をお楽しみいただけると思います。
この番組制作には私も風景撮影コーディネイトを昨年から行い、協力させていただきました。
是非、ご高覧下さい。

詳しくはこちら
ダイドードリンコスペシャル
丘のまちに揺れる炎 ~北海道 那智・美瑛火祭~

フォトコン

2008年07月24日 | Weblog
 
美瑛は昨日、一昨日と雨が降ったと思うと晴れ上がったりする、めまぐるしく変わる天気になりました。
本州では猛暑が続いていると報じられていますが、こちらは少し肌寒い感じがします。(本州の皆さん、すみません)
今朝も小雨がぱらついていますが、予報では明日あたりからは回復しそうです。
まだ、ラベンダーが満開ですので、青空を絡めたカットを撮影したいところです。

さて、カメラ雑誌「フォトコン」8月号掲載のご案内です。
今が旬!全国の被写体ガイド「カメラ歳時記」コーナーに、美瑛の丘を紹介しています。
発売が毎月20日頃ですので、すでに書店に並んでいると思います。
出来れば立ち読みではなく、お買い求めいただけると嬉しいです。
特にアマチュアカメラマンの方は是非ご購入下さい。この雑誌は結構勉強になりますよ。

小麦の収穫

2008年07月21日 | Weblog
 
この連休は予報に反して良い天気に恵まれました。
昨日こそは曇りでしたが、週末、そして今日と青空に白い雲が湧き出して、北海道らしい夏晴れになったと思います。
美瑛では気温も上がって27度前後と蒸し暑かったのですが、それでも本州の猛暑に比べたらその比ではありません。
さらに、夕方からは涼しい風が吹いて、夕涼みといった風情がピッタリの気温になりました。

丘では小麦の収穫が一斉に始まっています。
明日から台風の影響で天気が崩れるとの予報もあり、今晩は徹夜での作業になるのではないでしょうか。

赤麦の収穫はおかげさまで一足先に無地終了いたしました。
今年も沢山の方からご声援をいただきました。「赤麦を守る会」一同、心よりお礼申し上げます。
収穫した赤麦は地ビールや赤麦うどんなどの原料に使用し、それらの製品は一坪会員の皆様にお届けいたします。
どうぞ、お楽しみに。
また、一坪会員の情報をご存じでない方はこちらをご覧下さい。
一坪会員募集中

《小麦の収穫始まる》CANON EOS-5D 17~40mm f8,AE RAW