昨日は58回目の誕生日。
昨年の今頃はいろんな事が重なって誕生日会はおあずけになっていたのですが、今年は叶いました。
美瑛でグルメといえばここ「オステリアバローレ」。
唯一のイタリアンレストランです
シーズンは予約もなかなか取れないという人気のお店ですが、この時期なら比較的可能です。
オーナーシェフのS氏とは結構長いお付き合い。
今回は特別に手持ちのワインを持参させていただきました。
ここの料理の特徴は、普段あまり見かけない地元産の野菜をふんだんに取り入れること。
いつも「こんなに種類があったのか」と驚かされます。
もちろん料理の味は逸品です。
更に盛りつけのセンスも抜群で、それはまるで一服の絵を見ているような感じ。
目でも舌でも、いわゆる五感で楽しめるという、美瑛では貴重なお店となっています。
持参したワインはシャトー・ラトゥール。
1993年もので、もちろん私などが購入できる代物ではありません。
以前知人からいただいたもので、家宝としてしまい込んでいたのですが、飲んであげてのワイン。
思い切っていただくことにしました。
シャトー・ラトゥールはボルドー・ポイヤック第1級です。
ヴィンテージらしく非常に濃い紫色で、独特の土の香りとともに黒クルミ、カシスに似た香りが口いっぱいに広がります。
1993年ものなのでかなり重いイメージがあるのですが非常に飲みやすく、タンニンのバランスも抜群です。
超高級ワインと豪華な食事、非常に心豊かにさせてくれる一時でした。
心機一転、気持ちを切り替えてまた明日から邁進しようと決意した夜でもありました。

ヒラメのカルパッチョと牡蠣の岩のりあえ、ポン酢ムースのせ、3種のブロッコリー
野菜コンソメのシートジュレ

山芋のグラタン仕立てとカニのパスタ巻きフライ、ちぢみほうれん草添え

甘エビとカニのムースのオレンジ白菜巻きとオマールエビ、根菜添え
大きな野菜は何とゴボウ、さっと油で揚げておりこれがまた非常に美味しい

上富良野産牛ヒレ肉と紫色をした珍しいにんじんと玉ねぎのグリル
ミニかぶをさっと火で焼いており香り豊か、ヒレ肉は量を少なめにと注文しています

シャトー・ラトゥール1993
やはり存在感があります

次回はHAPPYはいらないと注文してあります。
他にも和歌山産のくえを使用した魚料理やパスタ、デザートなど盛りだくさん。
満足満足。あ~、生きていて良かった。
(尚、各料理の名前は正確なものではありません。写真撮影はもちろんオーナーから承諾を得ております。)
コンデジ CANON S100にて撮影
オステリアバローレはこちら