続 写真は心

お気に入りの写真に気ままな独り言を書き込んでいるブログです。

2008-06-15 | シパダン

Sip

この写真は、シパダンの桟橋とボートの間から降り注いでいた太陽の光です。

海の中からだと太陽のフレアが良く見えるんですね!

この光が無かったら、この地球上の全ての生き物は存在していないし、勿論クー自身も存在してはいないのですから・・・。

太陽はあと50億年経つと赤色巨星と成って大爆発を起こし、太陽系もろとも宇宙の塵と成るらしいですが、

その時の情景を想像してみるのも一興で・・・。

何せ120%この眼で見るなんて出来っこないんですからね!!

まぁ、今拝める暖かい陽の光をジックリ堪能しておきましょうよ!

ネッ!?


キャンディー

2008-06-14 | エビ・カニ類

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これもシパダン島のドロップオフで見つけたミズタマサンゴです。

ちょこんと乗っかっているのはアカヒゲカクレエビです。

1cmちょっとしかなくて、しかも足場のない崖にあったので中性浮力は保っているものの、エビは動くは、ピントは合わないはで、ワンカット撮るのに数分かかりました。

この頃はクーにはデジタルカメラなど無く、日本に帰ってから現像に出して出来上がったのを見て、安心するか失望するかでした。

本当に今のデジカメは便利で楽だな~って思いますね!


琉球ガラス

2008-06-13 | シパダン

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水中写真を撮っていて、これは綺麗だな~って思う生き物は、

1.ウミトサカ、ヤギ、イソバナ類。

2.ウミウシ類。

3.イソギンチャク類。

などですが、他にもエビ類や貝類など沢山あります。

今回、シパダン島のドロップオフで見つけたこのホヤも、美しさでは一歩も引けを取っていません!

ダイビングって、水中写真って、本当~に素晴らしいですね!!

数年前に沖縄に行った時、とても気に入って購入し夏場限定で大事に使っている、細か~い気泡が入っているグラスとどこか相通じるものがあり、なんか欲しくなってしまったのはクーだけでしょうか?


2008-06-12 | シパダン

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真赤なカイメンも凄いけど、この真っ青なカイメンに抱きかかえられているようなニシキボヤの色遣いも、「おぬしもなかなかやるのう」って感じですね!

青と黄橙の模様の斬新さ!

見ようによっては、エイリアンの幼体が右を向いて丸くなり、うずくまっているようにもクーには見えてしまいます。

そんな感情さえ抱かせるボルネオの海は、生命力が満ち溢れていました。


ムカデ?

2008-06-11 | ウミウシ

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シパダン島はリーフエッジから先がストーンと600m落ちていますが、棚の様になっている所が大小沢山あって、其処では本当にいろいろな生物を見る事が出来ました。

このムカデミノウミウシは、見つけた時は全面真赤なカイメンの上を這っていました。

画面全部が真赤なカイメン。

真ん中に青~いムカデミノウミウシ!

絶好の色合いの被写体!!

ヤッターー! (叫んでも瞬間移動しません…)

アングルを考え、触覚にピントを・・・・・アレアレ!?

この方、足が速くていらしてアッと言う間に真赤なカイメンの端に、お行きに成られたので御座います。

いたしかたなく渋渋シャッターボタンを押したのが、この写真でした。


怒張

2008-06-10 | シパダン

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ボルネオ(シパダン島)の海底はヤッパ、ボルネオ!って言う色彩で覆われていましたね!

カイメンなんかも、な~にこれ?ってのがありました。興奮したクーの大動脈ではありませんよ。

どうして珊瑚礁の海底って弩派手な色使いに成るんでしょう?

種類が多いので、自分たちの種を分かりやすくアピールしようとすると自然に多色に成らざるを得ないのかも・・・ネ!

この写真のカイメンは、見た通りの太い動脈の様にしか思えません。全体は30cmくらいの絡まった太い血管って言う感じでした。

何と言う名前なのか全く分かりません!

しかし、なぜか魅力的ですね!!


朝6時

2008-06-09 | シパダン

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シパダン島では早朝ダイビングって言うのがあって、朝6時になると潜って良いんです。

この写真はタンクをセットしに行く途中の朝日です。

顔も洗わずとにかく潜る。水中でシャキーンと目が覚める!

1mはあるカンムリブダイが列をなして正面から向かって来る!

プランクトンが多いシパダンも朝は透明度が良い。

潜っている間に朝日が高くなり、海の中がどんどん明るくなってくる。

ハナダイなどの小魚達も一斉に踊りだす。

あがってからの朝食は一段と美味しさが増すのでありました!

(訂正:上の写真は、モルジブ・ビヤドゥ島の朝日でした。)


カブト虫

2008-06-08 | カブト・クワガタ

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この写真はコタキナバルからシパダン島へ行く待合所の天井に付いていたカブト虫ですが、アトラスなのかコーカサスなのかはたまたボルネオ島固有種なのか判り兼ねますが、日本の自然界にはいないスタイルが格好良かった!

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娘が虫好きなのは書きましたが、実はクーもカブト虫を中心に結構虫好きなんです。

4年前にかみさんの実家の那須でゲットしたのと、かみさんのお友達から頂いたカブト虫達を飼いだしたのがきっかけで、彼らの子孫が今年で4代目で今日現在ほとんど蛹になっています。

上の写真は昨年の7月上旬に那須でゲットした個体です。毎年新しい血を入れるようにしています。

この個体は大変長生きしまして、11月25日まで生き続けました。

2位が11月7日、3位が11月3日です。なんとか12月まで生きさせたいと思っていますが、こう云うのって彼らにとって余計な御世話なんでしょうかね・・・?


満腹青虫

2008-06-07 | カブト・クワガタ

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クーの娘は虫とか動物が大好きで、毎年5月になるとマンションオーナーさんのお庭のミカンの木に発生するアゲハ蝶の幼虫を頂いて来て、成虫の蝶に成るまで育てて観察するんです。

上の写真の左側の茶帯君はクロアゲハの終齢幼虫です。

右側の青帯君はナミアゲハのやはり終齢幼虫です。

この眼がさめるような緑色の体は何時見ても綺麗で美しい!!

ところが、卵から孵って3齢幼虫まではこんな・・・、

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そうです。見た通り鳥の糞そのものなんですね。

大敵の鳥も自分の糞は食べませんものね。

そうやって大きくなって今、続々と蛹に成っていってます。

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完全な蛹になる直前の丸一日の間、こんな前蛹と言われるポーズでジッとしています。

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青虫の皮の下で人智を超えた変身を遂げると、頭の方から青虫の皮を器用に体の下に脱ぎ捨てるんです。

体を支えている細い糸が外れる事もなく・・・!?

あのセロさんも流石にこんな変身は出来ないでしょうね?!

成虫の蝶に羽化しましたらまたアップしますね!


赤い河

2008-06-06 | サンゴ

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シパダンの海中はとてもカラフルで生き物達も元気いっぱい!

真赤な河の様なカイメンの上に架かる橋を、渡っているみたいに見えるアカスジウミタケハゼ?

でも本当は、右側の緑色の珊瑚と左側の茶色い珊瑚の勢力争いの最前線で、茶色い方が緑色のを夜な夜な攻撃用の特殊な細い触手で痛めつけているはずです。

あと10年もすれば茶色い珊瑚が緑色の珊瑚を覆い尽くしてしまうでしょう。

一見平和で穏やかそうに見える珊瑚礁の世界も、実際は常にやるか、やられるかの厳しい現実世界なんですね!