平々凡々とした日々(?)を支離滅裂に綴る雑記

映画・F1・時計等が趣味です。
日々これらのことにに関することや雑感などを駄文乱文でつづっていきます

宮部みゆき 長い長い殺人

2019年07月23日 23時59分56秒 | 読書
今日は、超久しぶりに読破した本の紹介。
もう1年以上、雑誌以外の本読んでなかったなあ。
このカテゴリはフリーズしたましたからね。
以前は図書館で本借りて読むといった形態。
これが2週間しか借りれないというくくりがあるので、
頑張って読んでしまうのですが、
図書館で借りなくなってから、ハタと止まってしまいました。
亡くなった父が本が好きで、いっぱい本があるのでそれを読もうと思いつつ、
なかなか自分の好みに合うものがないというかね。
そんな中推理小説ならと、自分好みの作家を探す。
宮部みゆきなら、結構好きなのでとピックアップ。


さて、この小説、後で知りましたが、
テレビとか映画にもなっているようなので、
知っている人も多いかも知れませんが、
一番の特徴は、なんと刑事目線でも犯人目線でもなく、
語り手が、事件に係った人の財布だということ。
それぞれの財布が持ち主のことを語るという短編を合わせると、
ひとつの事件の全体が見え、どう解決したかがわかるというもの。


基本、短編が合わさった感じなので非常に読みやすいし、
事件全体像が知りたいので、ドンドン読みたくなる。
なので一気に読めてしまう感じですね。
推理小説のトリックとしてはありがちではありますが、
動機がそんな動機なんだという衝撃はあるかな。
そんな動機で殺されてはかなわんなあというのはあります。
まあでも、今では現実世界のほうがわけわからん殺人がありますが。
推理小説としては、視点が今までにないので、凄く面白く読めました。
さすが、宮部みゆきだなって感じです。



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越谷友華 二万パーセントのアリバイ

2017年11月29日 23時54分56秒 | 読書
今日は、読破した本の紹介。
越谷友華の「二万パーセントのアリバイ 」です。

題名から、もう鉄壁のアリバイのある犯罪。
そのアリバイ崩しをどう紐解くのかという内容なのがわかります。
鉄壁のアリバイとは、刑務所にいるというモノ。


相手は刑務所にいるわけなので、
どんなトリックを使っていたのかと謎解きが楽しみだったのですが、
知ってしまうと、う~んありがちかなと思ったり、
あんまり突拍子もないと現実的な読者にはファンタジーかよって言われるのかと思ったり、
この辺が謎のさじ加減が難しいところですね。

二万パーセントという表題で、
若干こっちのハードルが高くなっていたのかなとも思います。
現実的ではあるが、考えればそんなことが起こるのは
確かに二万パーセントもないのかもしれない。
そんな謎の謎解きです。



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堀内公太郎 公開処刑人森のくまさん

2017年11月14日 23時50分16秒 | 読書
今日は、読破した本の紹介。
堀内公太郎の「公開処刑人森のくまさん」です。
これもタイトルで借りた一冊です。


どんな内容なのかと思ったら、
簡単に言うと「公開処刑人森のくまさん」とは、
ネットで悪人を探して、殺してしまうという、
昔風にいうと、「必殺仕事人」的な感じでしょうか。
ただ法治国家の日本では連続殺人の容疑者になるわけで、
それが誰かってのが内容になるわけです。
読んでいくうちに、だんだん犯人の範囲は狭まるというか、
犯人らしき登場人物が数少ないのでわかってしまいますが。


読み始めると、一気に読める感じですね。
犯人と他の登場人物との関わりが偶然だったのか、
犯行のためだったのかとか知りたい感じ、
犯人の内面をもっと描いて欲しいかな。
共犯者に関しても同じことが言えるかも。
でも引き込まれて次へ次へと
読みたくなるストーリー展開は良かった。



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内田幹樹 機体消失

2017年11月09日 23時56分35秒 | 読書
今日は、読破した本の紹介。
内田幹樹の「機体消失」です。

最近、一度読んだことのある作家や
有名な作家の小説しか借りていないので、
本当にタイトル借りで作家も知らない人に限って、
借りてきたうちの一冊。


タイトルと表紙カバーを見て
え?ジャンボが消えたのか?と思い借りる。

早々にジャンボが消えたわけではないことがわかる。
沖縄離島での麻薬の密輸に関する小説だ。
ちりばめられる専門用語で若干読みにくいが、
ストーリー的はなかなか面白かった。
最初のうち場面があっちこっちへ動くので、
どの場面がリンクしているのか、
ちょいとわかりにくくはあったかな。

航空関係のことをこんだけ詳しく書かれた小説は初めてだったので、
めんくらった部分もあったけど、普段乗っている飛行機では、
色々なことが行われているのがわかる。
安全に飛行機が飛んでるってすごいことなんだと思うし、
パイロットも大変だとあらためて思う。




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安東能明 撃てない警官

2017年11月02日 23時50分08秒 | 読書
今日は、読破した本の紹介。
安東能明の「撃てない警官」です。
タイトル借りしたのですが、
後で調べると、WOWWOWでドラマ化されているんですね。
しかも小説自体も、主人公シリーズ化の人気シリーズとか。


さて、そんな人気の主人公は警視庁のエリート。
しかし部下の拳銃自殺の責任をとらされる形で左遷。
現場経験のない主人公が所轄で泥臭い事件を謎解きしていく。

実はもっと主人公が所轄で苦汁をなめて這い上がっていくのかと思いきや、
現場経験がないわりには、所轄ではいきなりなかなか活躍していく。
最初の推理と真実が違うことはあるが、目をつけるとこは優れている。

そんな主人公の活躍が短編で綴られているので、
テンポよく読んでいく事ができるのも良いですね。
シリーズ化しているので、探して読んでみようかな。




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