平々凡々とした日々(?)を支離滅裂に綴る雑記

映画・F1・時計等が趣味です。
日々これらのことにに関することや雑感などを駄文乱文でつづっていきます

石田衣良 REVERSE

2017年10月19日 23時52分11秒 | 読書
今日は、読破した本の紹介。
石田衣良の「REVERSE」です。

石田衣良の小説は、まだ2冊目です。
前に「5年3組リョウタ組」を読み、
気に入ったので今回はタイトル借り、
いや、ちらっとあらすじをみたら、
男女それぞれが自分の性を偽ってメールをしあい、
お互いに惹かれていくがというストーリーに興味がわき借りました

最近は、こういった題材の小説が多いですね。
オンラインとオフラインでのギャップ、
オンラインではうまくいっていたが、
実際に会ってみたら・・・という。
ネット社会を題材にしたり、
推理小説なら、ネットならではのトリックとかね。
そっち方面は詳しくないのでトリックの意味がわからなくなりそう。

今回の小説は、色恋のほうなのでわかりやすい。
実際の本人達と架空の本人達、
なんだか本人達もどっちの自分が本物なのか戸惑っている。
この小説は、性別であったりその役割も問いかけている。
今の時代、こんな恋愛が増えるかな。
色恋の小説のエンディングは2つに1つなので書きませんが、
自分的には良かったかなと思います。



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東野圭吾 ゲームの名は誘拐

2017年10月17日 23時56分01秒 | 読書
今日は、読破した本の紹介。
東野圭吾の「ゲームの名は誘拐」です。
東野圭吾作品は、映像化されてる作品が多いのですが、
この作品も自分は知りませんでしたが、
2003年に「g@me」のタイトルで映画化されていました。

さて、物語は仕事のクライアイントのおえらいさんに自分の
プロジェクトに駄目だしされプロジェクトからはずされた主人公。
酒の勢いでおえらいさんの家の近くにきてみると・・・。

タイトルからなんとなくわかるが狂言誘拐の物語だ。
主人公の犯人も、だます相手が相当頭は良いのがわかっているので、
ゲームに勝利するためにアレコレ策を考えていく。
謎解きをするのでなく、謎をつくりあげていくのを読んでいくことになるのが新鮮。
そうはいっても、相手の反応に謎があったりするのだが。

多少、完璧なゲームを構築する犯人がそんなことするか?
と疑問に思ったり、人質の言動に違和感を覚えないのか?
となったりするところもないではない。

ラストはそうきたかといった感じかな。
なかなかのどんでん返しでした。



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本城雅人 球界消滅

2017年10月13日 23時54分23秒 | 読書
今日は、読破した本の紹介。
本城雅人の球界消滅。

あまり内容を書くとこれから読む人がつまらなくなるので、
色んな人の視点で書かれているが、主人公は2人。
球界再編に奔走する辣腕の牛島。
1球団の副GMで弱小球団を3年で優勝争いするまでにした大野。
この2人を軸に話は進んでいく。

プロ野球ファンや少しでも興味がある人には是非読んでほしい。
ひょっとしたら、将来こんなことが起こるのかなとか考えさせられる。
他のプロスポーツのファンも自分か好きなスポーツだったら、
どんなことが起こりうるのかなんて考えてみるのもいいかも。

そこでプレーしている選手や球団関係者、
審判やオーナーまで色々な思惑がからむ。
そこには今の自分の実力や生活のことも。
さまざまな人間の思いが描かれて、考えさせられます。

この本を読むとプロ野球の見方が変わるかも。
応援しているチームある人は、
もっと応援しなくてはと思うかもしれませんね。
球団関係者とかにも読んでほしいくらいだ。
お勧めの一冊です。




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岡嶋二人 チョコレートゲーム

2017年10月07日 23時53分10秒 | 読書
今日は、読破した本の紹介。
岡嶋二人のチョコレートゲームです。
以前、タイトル借りして読んだ「99%の誘拐」が
なかなか良かったので、今回も借りてみた。
「チョコレートゲーム」というタイトルも意味深だし。


主人公の作家、近内は名門中学に通う息子をもつ。
妻から息子の様子がおかしいと聞き、息子に質すが逆に反発される。
そうこうするうち息子の同級生が次々に殺され、
息子は殺人の罪を背負って自殺する。
しかし近内は息子の罪に疑問を抱き捜査をはじめる。


タイトルのチョコレートゲームがなにかわかったとたんに一気に謎解きは進む。
自分はなにかおどろおどろしいゲームかと思っていたので、
ゲームの内容に関しては拍子抜けというか、なんだ~といった感じだった。
あんまり、おどろおどろぢいと推理小説ではなくホラー小説になるからね。
推理の裏付けを警察がするのは、素人探偵が主人公の場足はしょうがないところか。
謎を解いても死んだ息子は帰ってこない。せつないラストでした。犯人も。





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羽田圭介 「ワタクシハ」

2017年10月03日 23時51分04秒 | 読書
今日は、読破した本の紹介。
羽田圭介の「ワタクシハ」です。
羽田圭介といえば、お笑い芸人の又吉直樹『火花』との芥川賞同時受賞し、
その後、そのキャラクターでメディアにも頻繁に出ることもあった作家。
テレビで見て、変わっているなあと思っていました。
図書館でちょうど見つけたので、どんな小説を書くのか興味があったので、
さっそく借りて読むことに。


主人公は、高校時代にギタリストのオーディション番組で勝ち抜き、
他のボーカル、ベース、ドラムのオーディションを勝ち抜いたメンバーとバンドを組み、
ヒット曲を出したものの、今はバンドは休止してギタリストの仕事は少しだけ。
もう大学3年で、周りが就職活動で騒がしくなっていく。
さて主人公は・・・。

読みながら、今の就職活動はこんなになっているんだとビックリ。
自分の頃もちょうどバブルがはじけて売り手市場から一気に逆転した頃だったから、
大変だったけど、まだここまでネットとか発達してなかったからな~。
自分は福祉の仕事なので、人気はあんまりなかったけど全然違う学部からも受けにきてたなあ。
きっとあの頃も大企業は大変だったんでしょう。

さて小説の方だが、就活をすることになった主人公の悪戦苦闘が描かれています。
就職活動しながら、ギタリストととしての成功も捨てきれない。
そんな主人公が彼女や友人たちとそして自分の就職活動をつうじながら将来を描いていく。
ラストは、ここで終わりかって感じだった反面、その先の余韻もある終わりかたでした。
これから就職活動する人とかが読むと自分の人生を考えるきっかけになるかもしれません。



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