内田康夫 教室の亡霊

今日は、読破した本の紹介です。

内田康夫の浅見光彦シリーズ、教室の亡霊です。
本のカバーからだと、女生徒でも殺されて幽霊でも出てくるのか思いきや、
殺されたのはかって、その学校に勤務していた教師。

この事件にいつものように浅見光彦が挑んでいきます。
背景には教育問題が絡んできます。
内田康夫の作品は書かれたときに現実に問題となっている事件が多いのですが、
教育問題が取りざたされたことは、ほとんど覚えていなかったので、
いかに現実問題が風化しているかがわかります。

小説のほうは早い段階で怪しげな人物がでてきて、
どんでん返しもなく、その人物が犯人・・・。
犯行手口とかも、そんなに凝ってないかな。
謎解きとしての楽しみは少ない。
犯行動機にも意外性がないし。



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