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平々凡々とした日々(?)を支離滅裂に綴る雑記

映画・F1・時計等が趣味です。
日々これらのことにに関することや雑感などを駄文乱文でつづっていきます

破壊の自然史

2023年08月14日 23時59分10秒 | 映画・ドラマ・アニメ
先週の土曜日、伏見ミリオン座で観た3本目の映画は、「破壊の自然史」です。この映画は、
第2次大戦のドキュメンタリーで2本だてで「戦争と正義」という感じで上映ですが、
伏見ミリオン座では、2本別々に期間を分けての上映になります。最初に「破壊の自然史」が
上映されています。ドキュメンタリー映画なのでの、観ることに決めていました。
セルゲイ・ロズニツァ監督の映画は、戦争に関するモノが多いですね。今までも、「ドンバス」
「バビ・ヤール」の作品を観ています。


内容は、第2次世界大戦末期、連合軍はナチスドイツに対し、イギリス空爆の報復として
絨毯(じゅうたん)爆撃を行った。連合軍の戦略爆撃調査報告書によると、イギリス空軍
だけで40万の爆撃機がドイツ131都市に100万トンの爆弾を投下し、350万件の住居が破壊
され、約60万人の一般市民が犠牲になったとされる。
技術革新と生産力向上によって増強された軍事力をもって一般市民を襲った未曾有の大量
破壊の顛末を、当時の記録映像を全編に使用して描き出す。


記録映像なのだろうか、淡々とながされていく。同じ敗戦国として、やはりドイツにも
一般市民が多く犠牲になっている空爆が行われていたのだと心が痛む。イギリスから
した先にナチスが空爆したのだから、当然の報復という考えであり、戦争だから・・・。
そうはわかっていても、市民の逃げ惑う姿や破壊された都市を観ると心が痛みますね。
日本の場合は、木造家屋が多かったので空爆後の映像だと本当に焼野原で、ほとんど、
何も残っていない映像ですが、ドイツの場合外枠は残っていたりするので、結構街並みが
残っているよに見えるが、中が全部燃えてしまっていたり一部倒壊して、そのガレキの下に
人がなっていたりしている。死体が安置所に無造作に置かれ、その中に赤ん坊の死体があった
のが一番きつかったかなあ。外傷はなく可愛い顔していたので余計に。戦争の悲惨さを伝える
には十分すぎる。たんたなとした記録映像だが、考えさせられることは多い。








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