ドリームプラン

土曜日に映画を3本観ました。まずは地元の映画館で、「ドリームプラン」。
この映画は、事実に基づいた物語だったのですぐに観ることにしました。
しかも主演は、ウィル・スミス。物語の内容は、自分のようにテニスファンで
なくても、その名前は知っているビーナス＆セリーナ・ウィリアムズ姉妹の
父親の物語なのだから、興味津々です。


内容は、世界最強のテニスプレイヤーと称されるビーナス＆セリーナ・ウィリアムズ姉妹を
世界チャンピオンに育てあげたテニス未経験の父親の実話を基に描いたドラマ。
リチャード・ウィリアムズは優勝したテニスプレイヤーが4万ドルの小切手を受け取る姿を
テレビで見て、自分の子どもをテニスプレイヤーに育てることを決意する。テニスの経験が
ない彼は独学でテニスの教育法を研究して78ページにも及ぶ計画書を作成し、常識破りの
計画を実行に移す。ギャングがはびこるカリフォルニア州コンプトンの公営テニスコートで、
周囲からの批判や数々の問題に立ち向かいながら奮闘する父のもと、姉妹はその才能を
開花させていく。


もう、凄い父親ですね。娘の実力を信じたのか見抜いたのか、素人ながら徹底的に研究し、
それを実現できたということは、この研究する能力が並大抵ジャン買ったってことだと思う。
父親も凄いが、その父親を信じてテニスをやってきたウィリアムズ姉妹も凄いね。まあ、
衝突がないこともないけど、基本父親を信じているのは変わらないからね。そんな父親でも、
最後、プロの道へ踏み出させるには勇気がいったのだと思う。彼自身が黒人として、色々
辛い目にあってきており、黒人プレーヤーがいなかった時代に娘に、その1人目として歩ませる
となると、色々な辛い目にあうのではと心配もあったんだろう。彼のプランの凄いところは、
テニスだけをやるのでなくて、将来のためちゃんと勉強もさせ、人をリスペクトする心を持たせ、
謙虚でいることを教える。スター選手になった時に備えさせていたのだろう。これが本当の話ってのが
また凄い。こんな脚本ちょっと書けないと思う。都合よすぎるよって。最後に実際にウィリアムズ姉妹が
語っているんだが、ちゃんと父親をリスペクトしているのがわかるし、父親の教えが生きているのも
わかる。凄い父親だ。




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