平々凡々とした日々(?)を支離滅裂に綴る雑記

映画・F1・時計等が趣味です。
日々これらのことにに関することや雑感などを駄文乱文でつづっていきます

ベイビー・ブローカー

2022年06月27日 23時59分51秒 | 映画・ドラマ・アニメ
土曜日、午前中は地元の映画館で「ベイビー・ブローカー」を観ました。
この映画は、「万引き家族」でカンヌ国際映画祭の最高賞パルムドールを受賞した
是枝裕和監督の映画だったので、観ることにしました。韓国映画なんですが、
是枝裕和監督作品だけあって、メジャーな映画館でも公開するところが多いので、
田舎のイオンシネマでも公開があって良かった。もちろん伏見ミリオン座でも
公開してましたが、お手軽に行ける地元の映画館で観ることに。


内容は、子どもを育てられない人が匿名で赤ちゃんを置いていく「赤ちゃんポスト
(ベイビー・ボックス)」を介して出会った人々が織り成す物語を、オリジナル脚本で描く。
古びたクリーニング店を営みながらも借金に追われるサンヒョンと、赤ちゃんポストの
ある施設で働く児童養護施設出身のドンスには、「ベイビー・ブローカー」という裏稼業があった。
ある土砂降りの雨の晩、2人は若い女ソヨンが赤ちゃんポストに預けた赤ん坊をこっそりと連れ去る。
しかし、翌日思い直して戻ってきたソヨンが、赤ん坊が居ないことに気づいて警察に通報しようとしたため、
2人は仕方なく赤ちゃんを連れ出したことを白状する。「赤ちゃんを育ててくれる家族を見つけようとしていた」
という言い訳にあきれるソヨンだが、成り行きから彼らと共に養父母探しの旅に出ることに。一方、
サンヒョンとドンスを検挙するため尾行を続けていた刑事のスジンとイは、決定的な証拠をつかもうと
彼らの後を追うが……。


お隣の韓国では、現代に養子縁組がこんな問題を起こしているのかと驚きだ。ブローカーと一旦は
子どもを捨てた母親、それを追う刑事、子どもを買おうとする人、それぞれに正義があり、愛が
あるように感じた。子どもの将来を考えた時にどうするのが良いのか。それぞれに考えている。
犯罪を題材にしているが、そこで描かれているのは家族愛なのかもしれない。そういうところは、
「万引き家族」につうじるモノがあるのかもしれない。犯罪のドロドロした感じはなく、どこか
暖かみのある雰囲気に包まれた映画である。しかし、実際に韓国ではベイビー・ブローカーが
ある程度いるのだろうか・・・。養子となった子どもは幸せに暮らしているのだろうか・・・。




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