土曜日、JOU-POPSのライブ前にセンチェリーシネマで、映画を1本観ました。
見た映画は、大きな家です。この映画は、齊藤工による企画・プロデュースのもと、
「14歳の栞」「MONDAYS このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない」の
竹林亮監督がメガホンをとり、児童養護施設で暮らす子どもたちの日常に密着した作品。
ドキュメンタリー映画なので、すぐに観ることができるとは。それにしても、斉藤工が、
企画・プロデュースなのにあ驚き、この人は本当に映画が好きで、映画人なんだなあと思った。
内容は、東京のとある児童養護施設。ここでは死別・病気・虐待・経済的問題など
さまざまな事情で親と離れて暮らす子どもたちが、血のつながりのない他の子どもや
職員と日々を過ごしている。家族とも他人とも言い切れない繋がりのなかで暮らす
彼らは、両親への思いや、生活を身近で支える職員との関係性、学校の友だちとの
距離感、施設を出たあとの暮らしなど、さまざまな葛藤を抱えながら成長していく。
焦点を当てていく子供を変えながら、淡々と進めていっている感じ。普通の日常を
切り取っている感じにしたかったのでしょうかね。青春時代の多感な時期なので、
色々と問題は大なり小なり出て来ますが、普通の一般家庭よりもスタッフと日頃の
会話は多いような気がするので、話し合いは結構できている感じがしますね。それでも、
本人達は大小ありますが、問題を考えもがきながら生きているのがわかりますね。
それが子どもならではであったり、大人のようなことであったもするが、スタッフも
対応していくのは大変。どこまで関わるのかほっておくのかとかね。密着取材というので、
児童養護施設の姿が、等身大に撮られている感じだ。
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