平々凡々とした日々(?)を支離滅裂に綴る雑記

映画・F1・時計等が趣味です。
日々これらのことにに関することや雑感などを駄文乱文でつづっていきます

君は永遠にそいつらより若い

2021年10月12日 23時59分21秒 | 映画・ドラマ・アニメ
2週前の日曜日に最後の3本目に観た映画は、「君は永遠にそいつらより若い」。
特に事実に基づいた映画ではないが、原作が芥川賞受賞作家のデビュー作で
太宰治賞を受賞したモノということで、なかなか本を読む機会がないせいか、
そんな賞をとっている作家の原作なら観てみようかというのが結構ある。
芥川賞受賞とか有名作家の原作だという、この頃は観るようになってますね。


内容は、芥川賞受賞作家・津村記久子のデビュー作で第21回太宰治賞を受賞した
「君は永遠にそいつらより若い」を映画化。就職も決まり卒業を間近に控え、
日常をただなんとなく生きていた大学生の主人公が、暴力や児童虐待、
ネグレクトといった社会の闇と、それらに伴う悲しみに対峙することになる姿を描いた。
児童福祉職への就職が決まり、大学卒業を間近に控え手持ちぶさたな日々を送る堀貝佐世。
友人とぐだぐだした日常を過ごしていた彼女だったが、同じ大学の猪乃木楠子と知り合い、
過去に痛ましい経験を持つ楠子と独特な関係を紡いでいく。そんなある日、
友人の友人である穂峰直が命を落としことをきっかけに、佐世を取り巻く日常の裏に潜んでいた
「暴力」と「哀しみ」が露わになっていく。


主人公の堀貝に、なんかすごく共感できてしまう。大学や社会人になりたての頃って
周りが自分よりも、しっかり将来をみているような気がしていたなあとかね。そういう
感情って、現代の若い子も持っていることに、なんか昔も今も若い頃に思うことって
変わってないんだなあとか感傷的になりました。そんな主人公がふとしたきっけかから、
色んな形で虐待や暴力等に向き合うことになっていく、そんな中で普段の自分の生活態度や
人との接し方を顧みて反省するところはなんかは、その若さでは、なかなか出来ないところだ。
楠子との出会いが、大きかったのは言うまでもない。友人いや親友一人で人間変わるよね。
その親友も色々な過去を抱えていたのだが、そういう親友だったからこそ良かったのな。







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