カレー侍 (Curry Samurai)

samuraiがお届けするカレープラスα(アルファ)を徒然なるRockな日々の雑感とともに。

三軒茶屋「とんがらし」

2007-02-03 | 世田谷区
今日は三軒茶屋にある「とんがらし」というお店を紹介します。
場所は、三軒茶屋駅から昭和女子大方面に246を下った右手角にあります。
駅からは徒歩1分ぐらいという好立地です。



以前は「体が覚えるカレー」や「細胞が忘れないカレー」などの
刺激的なポップが飾ってあったのですがw
今はないようですね。
おそらく、昭和女子大の娘さんたちのイタイタしい目線に気付いたのでしょうww。

店内はカウンターのみの9席。
小さなお店です。
中央がキッチンになっていて、そこを取り囲むようにカウンターが配置されています。



こちらのお店はおかあさんが一人で切り盛りしています。
このおかあさんの雰囲気そのものが、このお店を形成していると言っても
過言ではないでしょう。
まあ、端的に言えば”ァャシィ”わけなんですけどw。

さて、メニューはこちら。



インド風カレーかと思いきや、ビーフやポークまでしっかりあります。
この「おいしけりゃどーだっていいんじゃないの」的な、
柔軟なスタンスが最高ですねw。
さて、こちらのカレーは単品でも頼めますが、
それぞれお好きなカレーを2つ頼める、”ダブル”という魅惑的なものもあります。
ということで、今日は「キーマカレー」と「バターチキントマトスペシャル」を
ダブル(950円)」で注文。
(ビーフを組み込むと1050円になります。)

なお、注文時におかあさんから「ご飯大盛りにする?」と聞かれますが、
よほどお腹が減っていない時以外、頼まない方が無難です。

それは何故かと言うと、こちらの大盛りは”ちょっとご飯が多い”んじゃなくて、
きっちり2倍”でやってくるからですww。
(普通盛りでこのくらいです。)



なので、普通で頼んで、ご飯が足りなくなりそうだったら、
途中から様子を見て、少しずつ追加した方がいいと思います。
ちなみに大盛りも追加も無料です。

さて、待つこと5分。カレーがやってきました。



それぞれ陶器のポットに入ってやってきます。
サフランライスの横には、レタスのサラダが付いてきます。
こちらがキーマカレー。



こちらがバターチキントマトスペシャル。



うーん、おいしそうですね。
それでは、いただきます。

まずはキーマから。



さらさらのルーに溶け込む牛挽肉の優しい味わいに、
後からやってくるブラックペッパーの辛さ。
グリンピースもいいアクセントになってますね。
インド系のスパイスとはまた違った、不思議なスパイスの味わい
どちらかと言えば、ハーブ系の香りがします。
こちらのお店の雰囲気をそのまま表すような、
独創的でオリジナルなカレーです
おいしいですね!!

さて、バターチキントマトスペシャルを。



こちらもさらっさらのルー。
具材はトマト、鶏の細切れ肉、それにチャナダールが入ってます。
こちらもまた独創的なスパイス使い。
キーマより、より一層ハーブ系の香りがします。
トマトの酸味に豆の甘み、それにバターのコク。
バランス良く仕上がっていると思います。
こちらもおいしいですね!!

こちらのサフランライスはジャポニカ米なのですが、
ほのかな塩味が付いていて、これだけでもおいしくいただけます。
僕好きなんですよ、ここのサフランライス。
優しい味わいでいいですね。

そして、デザートには何故か台湾のデザート「愛玉子(オーギョーチー)」が付きます。



何故台湾ww?
カレーで火照った舌を、冷え冷えのゼリーがつるっと滑っていきます。
レモンの酸味とはちみつの甘さが、口の中をきれいにリフレッシュ。
こちらのデザートだけでも食べに来る価値はあります。
おいしいですね!!

ということで、こちらは大変おススメです。
駅からも近いですし、お近くにお立ち寄りの際は是非!!
ちなみにこのお店に昭和女子大の生徒さんが入っているのを
今まで一度も見たことがありませんww
いいお店なのにww。

ちなみに、壁にこのような興味深いメニューを発見したので
後日再訪してこようと思います。



【お店情報】

「とんがらし」

住所:世田谷区三軒茶屋1-41-12

電話:03-3487-1401

営業時間:朝11:30~夜10:00(LO夜9:30)

定休日:日曜