goo

ソクズ・1~大塚なかおね公園

 大塚なかおね公園の歩道脇に咲いている「ソクズ(蒴くず※)」。ガマズミ科(←レンプクソウ科←スイカズラ科)ニワトコ属の多年草で草丈は1~1.5メートル。7~8月に散房状の集散花序を出し直径3~4ミリの花を多数付ける。花冠は5深裂し雄蕊は5本。花には蜜腺が無く花序のところどころに黄色い杯状の腺体がありここに蜜を貯めている。同属の木本のニワトコに似ているので「クサニワトコ(草接骨木)」とも呼ばれる。葉や根を干したものが漢方の“蒴※(さくだく・さくてき)”で打撲や腫れ物に薬効がある。
 ※くずの漢字は草かんむりに羽にふるとり
コメント ( 12 ) | Trackback ( )

シオデ・1~雄花序

 小山内裏公園の遊歩道脇に生えている「シオデ(牛尾菜・四緒手)」。シオデ科(←ユリ科)シオデ属のつる性多年草で雌雄異株。写真は雄株の散形花序で小花の直径は6~7ミリ。花被片は反り返って盆提灯のような姿になっている。
コメント ( 6 ) | Trackback ( )