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カラスザンショウ・2~雌花序

 ミカン科サンショウ属の「カラスザンショウ(烏山椒)」。山地や河原や伐採地など最初に生えてくる先駆植物で樹高は10メートル以上にもなる落葉高木。雌雄異株で当地で見られる樹は枝が高く、特に雌花序は間近で見たことが無かった。去年、長池公園外周で果実を見つけていたが花序は地上4メートルの頭上にある。とりあえず望遠レンズで撮ってトリミングしたがやはりピンボケ感は免れない。そこで一旦戻ってゴルフボールに長さ5~6メートルの梱包用ビニール紐を貼り付けて出直し。枝が幹から斜めに伸びているのでその枝の上にゴルフボールを投げて枝に紐を掛けて下から引っ張った。そして片手で紐と枝を引き寄せ、片手に持ったカメラで撮ったのがこの写真。カラスザンショウの花期は7~8月で枝先に散房花序を出し直径5~6ミリの小さな花を多数咲かせる。花弁は5枚で子房は3個あり柱頭は扁平になる。果実は秋に熟し3分果になる
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ハラン・4~果実

 上柚木陸上競技場付近の道端で見られる「ハラン(葉蘭)」。キジカクシ科(←スズラン科・ユリ科)ハラン属の多年草で常緑の大きな葉を和食のお皿代わりに利用されている。花期は3~5月で写真は果実。直径2センチほどでまるで小さなスダチのようにも見える。ちなみにスダチは直径4~5センチでゴルフボール程度。カボスは直径6~7センチでテニスボール程度になる。
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ハダカホオズキ・1~日影沢林道

 ナス科ハダカホオズキ属の「ハダカホオズキ(裸酸漿)」。7~8月に葉腋から花柄を伸ばし直径1センチほどの淡黄色の花を咲かせる。花冠は5裂し先端は反り返る。多年草だがナス科植物の“連作障害”の性質があり、同じ場所では長く育たないことがある。これは奥高尾“日影沢林道”のもの。
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