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ハカタシダ・4~高尾山4号路

 高尾山“4号路”で見掛けた「ハカタシダ(博多羊歯)」。オシダ科カナワラビ属の常緑性シダ植物で福島県以西の山地の林床に生育する。中軸基部側から側羽片が通常は3~5対見られその先は頂羽片となる。基部に一番近い最下羽片の第一小羽片はピンと長くなっているのが特徴。葉に白い斑が出るものがありそれを博多帯の模様に見立てて名付けられているが、残念ながら高尾山系で見るものは緑一色。学名は“rachniodes simplicior”、つまりシンプルを意味しており羽片がわずか3対しかない。写真では中軸の基部側から3対の羽片が左右に開き、その先(手前側)に頂羽片が伸びている。一般的なシダは多くの羽片が中軸から対になって出ている。
コメント ( 2 ) | Trackback ( )
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コメント
 
 
 
Unknown (平家蟹)
2024-12-17 09:33:03
シダを撮っていてかっこいいと思った一つがこのハカタシダでした。
名前もいいけどハカタとつくとやはり博多帯より地名としての博多を思い浮かべますね。
 
 
 
平家蟹様 (多摩NTの住人)
2024-12-17 17:52:53
コメント有り難うございます。これはカッコイイシダですね。形もわかり易いです。残念ながら当地では博多帯のような色合いにならず単色です。
 
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