元サラリーマンの植物ウォッチング第6弾。写真はクリックすると大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part6
ヤブムラサキ・2~栃本尾根
NHK大河ドラマ『光る君へ』が完結した。今回のドラマは“源氏物語”を書き上げた紫式部と時の権力者の藤原道長を描いたもの。平安時代の大河ドラマといえば、平将門の乱・藤原純友の乱を描いた『風と雲と虹と』(1976年)、源平時代を描いた『新・平家物語』(1972年)、『草燃える』(1979年)、『義経』(2005年)、『平清盛』(2012年)などが挙げられるが、いずれも派手な合戦シーンがあり歴史の面白さを堪能できた。今回は紫式部と藤原道長のラブストーリーで合戦シーンの無いドラマはどうなることやらと心配していたがそれは杞憂だった。道長の最後のシーンでは『この世は全く変わっていない 俺はいったい何をやってきたのであろうか』と言うと、藤式部(紫式部)が『戦の無い太平の世を守られました』と答えた。戦の無い大河ドラマを十分に堪能させてもらった。
学生時代に“枕草子”や“源氏物語”を読むことはあったがそれが書かれた背景に一条天皇の中宮定子や中宮彰子の存在があったこと、更には“刀伊の入寇”なる異国からの攻撃があったことなど全く知らなかった。受験勉強では知ることのなかったことを今回の大河ドラマでずいぶん勉強させてもらった。
写真は長沼公園“栃本尾根”に生育している「ヤブムラサキ(藪紫)」。シソ科(←クマツヅラ科)ムラサキシキブ属の落葉低木で東北地方以南の山野に分布している。開花期は6~7月で果実は秋に稔る。果実は直径4ミリほどの紫色の液果になる。萼片には星状毛が密生しており果実期にも萼片は残っている。
学生時代に“枕草子”や“源氏物語”を読むことはあったがそれが書かれた背景に一条天皇の中宮定子や中宮彰子の存在があったこと、更には“刀伊の入寇”なる異国からの攻撃があったことなど全く知らなかった。受験勉強では知ることのなかったことを今回の大河ドラマでずいぶん勉強させてもらった。
写真は長沼公園“栃本尾根”に生育している「ヤブムラサキ(藪紫)」。シソ科(←クマツヅラ科)ムラサキシキブ属の落葉低木で東北地方以南の山野に分布している。開花期は6~7月で果実は秋に稔る。果実は直径4ミリほどの紫色の液果になる。萼片には星状毛が密生しており果実期にも萼片は残っている。
コメント ( 8 ) | Trackback ( )
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きれいな紫色の実ですね。
ちょっと美味しそう…!
さらに源氏物語の中には植物がたくさん織り込まれていることを知った年でもありました。
野で見るものは全部ムラサキシキブと安易に
くくっていました。ヤブムラサキという種も
あるのですね。コムラサキと含めて、これで
三種ですねぇ。どうしよう?
私は存在を知っている1か所でしか見ていませんが、近づかないと違いを認識できていません。