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ヤマノイモ・3~零余子2

 松木日向緑地の林内に生えている「ヤマノイモ(山の芋)」。ヤマノイモ科ヤマノイモ属のつる性多年草で雌雄異株。本州以南の山野や丘陵に分布している。夏に葉腋から穂状の花序を出し小さな花を咲かせる。秋に果実が稔るが果実の他に葉腋に直径1~3センチの零余子(むかご)を作り栄養繁殖する。
 地中には細長い多肉質の芋があり「ジネンジョ(自然薯)」とも呼ばれている。この芋は担根体(たんこんたい)と呼ばれるヤマノイモ属特有の器官で根でも茎でもない。担根体は地中に真っ直ぐ伸び途中に石など障害物が無ければ長さ1メートルを超えるほどに成長する。

 さてテレビ朝日系列に『相葉マナブ』というバラエティ番組がある。嵐の相葉雅紀さんの冠番組で2013年4月から放映されている。その内容は日本の旬の食材を料理したり、包丁や鍋を実際に作ったりと多岐に亘っている。先日の放映では自然薯の芋掘り棒と小スコップを鍛鉄工房で作り、過去の記録の154センチ超えの自然薯掘りに挑む。
 相葉さんの自然薯掘りの放映は12月8日(日)午後6時~7時54分の2時間スペシャルだが、実はその番組内の視聴者からの投稿コーナーで私からのコメントが紹介されることになった。2年前にこのブログで紹介した『Teen Angel』という1960年代のヒット曲を覚えていらっしゃるだろうか。そう、歌詞の中の“Teen Angel,Teen Angel,Teen Angel,uh-huh”という部分が“ジーネンジョー、ジーネンジョー”と聞こえるというばかばかしいお話。この曲を番組内で相葉さんたちが聴いてどう反応するかが興味深い。お時間のある方は是非ご覧あれ。

 テレビ朝日系列放映『相葉マナブ』
 12月8日(日)午後6時~7時54分
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フユザンショウ・5~葉痕2

 ミカン科サンショウ属の「フユザンショウ(冬山椒)」。関東地方~沖縄に分布する常緑低木でサンショウと同じようにトゲは対生になる。雌雄異株で日本には雌株しか存在せず、単為生殖によって結実する。葉痕はハート形になりスピルバーグ映画の“ET”が手を拡げたような姿になる。
 ところで昨日の朝、我が家の裏の緑地のフェンスでジョウビタキのメスを見掛けた。あいにく望遠レンズを持ち合わせず見ただけだったが、可愛い姿にほっこりした。
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