元サラリーマンの植物ウォッチング第6弾。写真はクリックすると大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part6
シマサルスベリ・13~紅葉2
昭和記念公園で見られる「シマサルスベリ(島百日紅)」。ミソハギ科サルスベリ属の落葉高木で屋久島や種子島以南の亜熱帯地方に自生しており東京などでは公園樹として植栽されている。同属のサルスベリは中国原産で日本には江戸時代に渡来した。本種はサルスベリよりも高木になり樹高は20メートルを超えるほどになる。花期は7~8月で晩秋には美しい紅葉になる。
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コシオガマ・11~果実
ハマウツボ科(←ゴマノハグサ科)コシオガマ属の「コシオガマ(小塩竈)」。陽当たりの良い草地に生育する半寄生一年草で花期は9~10月。果実は長さ1センチほどの蒴果で熟すと縦に裂けて中から長さ1ミリほどの細かい種子を多数出す。コシオガマは半寄生植物の宿命なのか、一時期群落を作っても数年後には消滅してしまうことが多い。ここは小山内裏公園外周の陽当たりの良い斜面だが、数年前よりも株数は減っているように思える。
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