現代児童文学

国内外の現代児童文学史や現代児童文学論についての考察や論文及び作品論や創作や参考文献を、できれば毎日記載します。

ブリジット・ジョーンズの日記

2023-07-25 15:25:36 | 映画

 2001年に公開されたロマンティック・コメディです。
 レネー・ゼルウィガーが、大酒飲みでヘビースモーカーの小太りの(日本の基準ではずばりデブかも知れません)三十代の独身女性を熱演して、世界中で大ヒットしました。
 怠惰で男性関係にもだらしなく、かなり下品なのですが、それでいてどこか憎めない可愛らしさがあるところが、彼女の人気の秘密でしょう。
 いつも彼女を励ましてくれる友人たちも、優しいゲイの元歌手や言葉の汚い女性記者など、キャラが立っています。
 ハッピーエンドの相手役はイマイチなのですが、彼女と一時愛人関係になる好色なダメキャラの上司は、こうしたダメ男役をやらせたら天下一品のヒュー・グラントが演じているので、主役の彼女との絡みで十分笑わせてくれます。
 それにしても、「あなたはそのまま変わらなくても、いつか白馬の王子様が現れて幸せになれるよ」的作品は、洋の東西を問わずに、現代でも若い(?)女性には人気があるようです。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする