1961年のアメリカ映画です。
シェークスピアの「ロミオとジュリエット」を、1960年代のニューヨークの下町を舞台にして描いた作品です。
白人系のジェット団とプエルトリコ系のシャーク団の対立を背景に、許されない愛に生きる男女(アントンとマリア)の悲恋が、レーナード・バーンスタインの名曲の数々と華麗な群舞にのせて描かれます。
最後は、主要な男性三人(両方の団長とアントン)の死に終わるのですが、ミュージカル仕立てなのでそれほど深刻にはなりません。
ナタリー・ウッド(ジュリエットにあたるマリア役)やジョージ・チャキリス(シャーク団の団長役)は、この映画で日本でも一躍スターになりました。