現代児童文学

国内外の現代児童文学史や現代児童文学論についての考察や論文及び作品論や創作や参考文献を、できれば毎日記載します。

パーム・スプリングス

2022-02-04 18:07:28 | 映画

 2020年公開のアメリカ映画です。

 タイムスリップもののラブコメディです。

 タイムループに閉じ込められた男女が、他人(男にとっては恋人の親友、女にとっては妹)の結婚式当日の一日(目を覚ますたびに、その日の朝に戻ってしまいます)から抜け出すために四苦八苦する姿(よそへ逃げたり、自殺したりします)が結構笑えます。

 初めは、他人だった二人が、協力し合ううちに、二人の間に愛が芽生える姿にも納得がいきました。

 ただし、タイムスリップによるパラドックスの処理や最後にタイムループから抜け出す手段は、かなりいい加減です。

 

 

 

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アバウト・タイム 〜愛おしい時間について

2022-02-03 18:49:14 | 映画

 2013年公開のイギリス映画です。
 タイムトラベル(ただし自分の過去に戻れるだけ)の能力を持つ男性(父親も含めて一族の男はすべて、21歳になるとその力を持ちます)を主人公にしたファンタジック・コメディです。
 恋愛でも仕事でも、失敗したら何度でもやり直せるのですから、ある意味無敵で、かわいい彼女をゲットして幸せな家族を作ったり、落ちこぼれで身を持ち崩しかけていた妹も救えます。
 そういった意味では、けっこうキワモノなのですが、ストーリーを通して主人公が成長して、タイムトラベルの力を必要としなくなるラストがこの作品のミソでしょう。
 家族愛が非常に強く、特に大人になっても父親と仲良く卓球をしたりする主人公は、現代の日本人には受け入れにくいかも知れません。
 また、SFとしては、タイムトラベルのルールがかなりいい加減で、特にタイム・パラドックスの扱いはご都合主義です。




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パーフェクト・プラン 人生逆転のパリ大作戦!

2022-02-02 16:54:36 | 映画

 2017年公開のフランス映画です。

 モロッコから来た男性が、不法滞在による強制送還を逃れるために偽装結婚をします。

 しかし、その相手が親友の男性だったことから、ハチャメチャの大騒ぎになります。

 ドタバタコメディなのであまり堅いことは言いたくないのですが、LGBTQだけでなく女性や障害者への差別に関してもかなりルーズで関心できません。

 

 

 

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