ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

4/28日 鎌・御在所岳 その5:武平峠から先はガスの中  御嶽大権現・長者池・御在所岳山頂・国見峠まで歩く。

2022-05-06 04:29:08 | 草花
山でガスに立ち籠められると景色が見えなくなり、「生憎」感が強まります。今山行では武平峠に下りきるまでは日差しもありましたが、峠から御在所岳への登り道の途中でガスが上がって来て、たちまちのうちに遠くへの視界が失われてしまいました。
それでも近くに咲くアカヤシオやタテヤマリンドウ(ハルリンドウ)などは見えていますので、少しは心慰められる道中となっています。
武平峠からの岩尾根の道を登り切り、山頂部西南に位置する御嶽大権現にお参りして、すぐそばの長者池を見て、御在所岳の一等三角点のある山頂に至り、そこよりももう少しだけ標高の高い「望湖台」(そこから琵琶湖の湖水が見える)へのピストンは視界が得られないので割愛し、山上の車道まで下ってから、朝陽台をやや巻き気味に歩いて、国見峠までの道筋の景色などをレポートします。

トラバース ↓

小生たちの下る道ではないのですが、土砂崩れした斜面をトラバースしている人が見えました。これは自己責任でやってもらうしかないですね。



オオカメノキ ↓

道のわきでオオカメノキの花を見ました。この道では初めて見たかもしれません。



キランソウ属 ↓

似たような種類があり、同定には自信が無いので種小名を書きません。以前はタチキランソウと考えていました。



武平峠 ↓

鎌ヶ岳の山頂から下り始めて、やっとこの峠に着きました。足場の悪い道でしたので、小一時間かかりました。
これから登り返しがありますので、小休憩します。左足の腿が攣り気味でしたので「芍薬甘草湯エキス」顆粒を飲みましたが、飲んですぐに攣ってしまいました。(筋肉疲労+塩分不足だったかもしれません。)



”スミレ” ↓

斑の入ったスミレが出てきました。フモトスミレの一種かもしれません。

このあたりからガスが立ち籠めてきました。

岩稜の道を登っていく。 ↓

だいぶ昔に愛犬を連れてこの道を反対方向から下って来ましたが、犬が怖がって座り込んでしまい、やむなく別の(表)道から下ったことがあります。(その犬は天寿を全うして、今はあの世から小生の来るのを待ってくれています。)



アカヤシオ ↓

標高が上がるにしたがってアカヤシオの花が新しくなってきます。



登り道の終了 ↓

峠からの登り道がおわり、ここでいきなり車道になります。山上にアスファルトの舗装道路が現れるのですから、ちょっと残念な気もします。



アセビ ↓

道路わきで花の付いた馬酔木をこの日やっと見ることが出来ました。(途中ではみな花の終わったものばかりを見てきました。)



御嶽大権現 ↓

アスファルトの道から分岐して、御嶽大権現の神社にお参りしていきます。結構ガスが深まっています。



長者池 ↓

御嶽大権現から御在所岳山頂に向かう山道を辿ると、すぐにこの長者池に着きます。小さな規模の池で、傍らには由緒書きなどもありましたが、パスします。



そして御在所岳の一等三角点のある山頂着 ↓



見晴らしの良くない山頂には写真を撮るだけの立ち寄りとなりました。
これから裏道の下山路を採るべく、国見峠を目指して高度を下げていくことになります。



タムシバ ↓

再びアスファルト舗装の車道に出ると、それは朝陽台の山頂を回り込むような道となっています。そのわきでタムシバが霧の中で咲いているのを見ました。
このすぐ後に車道から離れて、国見峠を目指す山道を歩きます。



国見峠 ↓

裏道登山道の起点となる国見峠に着いたのは、御在所岳山頂から30分歩いた後でした。
ここから裏道を使った下山が始まります。



山岳警察 ↓

ヘルメットをかぶった一団が前にいましたが、聞くと、地元菰野の警察の方々でした。この時は道の倒木などを処理しながら同じように下山していました。
このルートは、この地方の著名な登山家たちが岩壁の登攀訓練によく使う「籐内壁」というロッククライミングの聖地を右手に見ながら下っていく道なのですが、今回は霧のために全くその”壁”を見ることが出来ませんでした。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする