暇つぶしエンジニアリング (旧:休日限定エンジニアリング)

アマチュア無線とエンジン付オモチャいじりの日記です。

また集め癖が・・・

2020-10-11 22:27:02 | 無線小屋
また、ジャック式のビンテージテスターを買ってしまった。



いつのまにか4個も貯まってしまった。
しかもP-1bは2個めだ。
初めに入手したものは、メーターの指示が狂っていて単なる
コレクションにしかならなかったのものだが、今回のものは
使用できるものである。
ただ使うことがあるのかどうかは別問題だ。



P-2bの方は、実はずっと探していたもので、中学生のとき
初めてテスターを買おうとして、当時の大阪屋に行って
品さだめをしていたときに候補になったものだ。

価格の安いジャック式にするか、少し頑張ってロータリー
スイッチのものにするかでかなり迷った記憶がある。

結局ロータリースイッチの方にしたのが、写真左側のもので
サンワのJP-8Dである。
最初に買ったものは壊れてしまい、最近になって懐かしく
思い再度購入したものである。新品では手に入らないので
オクで見つけたものだ。

当時、迷った挙句買わなかったジャック式がどうしても欲しく
なり、気が付いたら集め始めていた。

以前に買った、ジャンクのP-1bを再生しようとしてみたが
原因が解らず一度諦めたのだが、どうしても納得が行かず
再チャレンジとなった。

回路図を見ながら執念で不具合個所を追っていると、分流器
となっている巻き線抵抗が良ーく見ると切れていた。



しかし、メーカーでもこんな古いものの部品は出ないだろう。

何かあり合わせの抵抗で代用しようとしたが、何とその
抵抗値が8.95Ωという、中途半端な値になっている。

精度が必要そうな部分ではあるが、取り敢えず手持ちの
5Ωと3.3Ωの抵抗を繋げて付けてみたところ、ほとんど
誤差もなく使えるではないか。



無理矢理付けた感が否めないが、見えるところではないので
これで良いだろう。

15Vの電圧測定では、デジタルテスターとの差もほとんど
ない。



ゴミからの救出となった。

しかも、この古いポケット型テスターP-1bは二つとも
箱入りで、ひとつは取説までついている。



そしてこの古いテスター達に共通しているのは、今どきの
テスターのように安っぽいプラスティックケースではなく
重量のあるベークライトのような感じのケースに収まって
いるということだ。




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