『あなたは事務上の連絡文書で相手を泣かせたことがありますか?』
先に言っておきますが、決して『ひどい言葉』を書いて泣かせたと言うことではありません!
当たり前ですが!(^_-)-☆
今取り組んでいる仕事のひとつに、施設の電話取次ぎ業務の、
マニュアルの骨子を作成するというプロっジェクトがあります。
かなり大き目の施設のため、各部署の意見を取りまとめて、
マニュアルに反映する必要があります。
30部署以上の現場を取り仕切っている管理責任者に、
そのことを打診したところ、アンケートを渡すことなら
出来るから、アンケートを作ってほしいとのことでした。
このアンケートで聞き出したいものは、
ひとつは、各部署の現在の電話応対に関するルールがどうなっているか?と今後の要望!
2つ目は、各部署が持っている仕事に関する理念、スタッフの間で大事にしていることの2つ。
この2つがはっきりすると、電話の応対の業務がスムーズに出来やすくなり、
マニュアルの骨子作りの元にもなります。
しかし、ここで1つ問題が、持ち上がりました!
それは、アンケートに協力しても、さして、メリットのない、各部署が
激務をこなしながら、アンケートに、きちんと答えていただけるかと言う問題です。
マニュアルと言う形こそないものの、長年、各部署の要望を聞き取りして、
電話交換のルール、慣習として、やってきたものが、確かにあるのです。
『なにを今更、再確認して、見直しし、マニュアル化することなど、手間のかかることをやっているの、
私達には、関係ないし、無駄なことじゃない!』
というのが、大半の方たちの考えでしょう。
そこで、各部署共通のお困り事である、割り込んで入ってくる電話による、
『割り込んで入ってっくる事により、目の前の仕事に集中できなくなる』
『割り込んで入ってくる事により、事前の相談もなく、より大切な仕事が中断されてしまう』
『割り込んで入って来ることにより、仕事のっ優先順位を変更しなければならなく事がある』
など、電話を受けることによって
仕事にかかるデメリットとストレスに着目!
また、マニュアル化の中に、繋ぐ必要のない電話が、一定数あることをデータで説明!
電話全体の件数を数%減らすだけで、年間数百時間の時間を捻出できることを
証明して、
事前の外部への告知文書の反応率を含めた、文書の見直し!
外具への告知スクリプトと、案内方法の見直し、
そして、電話応対時の資料変更と、注意事項の変更を含めた、
電話交換マニュアルづくりを、ストーリーとして、お手紙にし
各部署の担当者宛に、一部、一部、個別に作り、提案することにした。
そして、最後に、
『今回のマニュアル作りの最大の目的は、電話応対に割いている時間を
少しでも削減することにより、目の前の大切な方のために使える時間を増やすことです』
と添えて、事前に管理責任者の女性幹部職員さんにお見せしたところ、
『石川さん、この手紙は、本当に大力作、私達の気持ちを代弁してくれている
読んでいると、涙があるれてきちゃう!』
と言ってくださったのです。
そうです、お手紙といっても、この文書は、事務的な依頼である、
アンケートへの参加と、記入をお願いするというもの、ただの事務文書!
感動するような、小説や、物語といったものは一切ありません。
ただ、相手の、仕事、価値観、感情に寄り添って、臨場して電話を受けた状態を
イメージし、相手になりきることにより、何に困り、何を望んでいるのか理解を深めて
相手にスポットライトをあてて、作った事務文書であったため、今回の事象が起こったのです。
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