小さな庭のバラたちは、一番花が終わり、葉だけの庭へとなっています。
花がないのは寂しいものですが、葉の緑の色合いの違いや形、風にそよぐ姿も
美しく、新緑の庭を楽しんでいます。
さて、今春、つるバラのクリムゾングローリーの枝の伸延が素晴らしく
花も沢山つけてくれたのですが、香りは今一つだったように感じ、
それはこの生長の影響なのだろうかと考えていました。
ところが……
今日、帰宅後にいつものように庭のパトロールをしていたところ
クリムゾングローリーの枝の上に違和感のある物体を発見。
もう、バラにお詳しい方ならお分かりでしょうね。
↓以下、ヤツの画像を貼り付けます。
まさかの、ゴマダラカミキリ。
それも羽化したばかりのものでした。
今回は生きたまま捕獲し、一先ず、どこから来たのか
冷静に考え観察し、動きが鈍かったので、まさかと株元を見れば……
クリムゾングローリーの株元に直径1.5センチほどの穴を発見。
ピンセットで穴の中を調べてみると、確かに空洞がありました。
これで2回目の羽化です。
もう、茫然自失。
いや、こうしてはいられないと、テッポウダンで処置をし
枝を何本か整理しと、クリムゾングローリーの応急処置を施しましたが
果たして、今回はどうでしょうか。
株元は大人の握りこぶしほどの大きさで、その1/3程が被害を受けましたが、空洞化側の株からベーサルシュートが出て既に2メートル近く伸びています。
主枝からもシュートが多く出ていますが、大丈夫といえる状態なのか
さっぱり分かりません。
とにかく、大雨や風で空洞化の株元から折れないように、
しっかりと支柱で補強し、株元はワイヤーを巻き付けて
産卵させないようにしました。
飛んでくる虫の対策ほど難しいものはありませんね。
塗る防除薬のようなものも、対策の一つに考えてみます。
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