小学3年生の息子の、ある日の学校での出来事。
国語の時間。
「竹冠(たけかんむり)の漢字を挙げなさい。」
と、担任の先生から言われ、
息子がブツブツと独り言なのか
隣の子とおしゃべりしているか、訝しがられたようで、
「何ブツブツ言ってるの?」(ちょっとお怒りモードのように感じたようです)
まさか指されると思っていなかった息子は、
急いで立ったとのこと。
「たまには、ちょっと頑張って答えてみようと思ったんだ。」
親バカですが、息子は答えなどが分かっていても、答えない(手を挙げない)。
本人曰く、恥ずかしいのだそうです。
1、2年の時の先生は、そんな彼の性格をよく理解してくださり
見守ってくださっていました。
さて、そんな彼が答えたのが
「籠原の籠です。」
電車大好きの息子。
そのブツブツの時に、東海道線・横須賀線・湘南新宿ラインの
路線図を脳内再生していたとのこと。
それを、隣のやはり電車好きの子と、相談していたみたい。
「カゴハラ・・・カゴハラ?」
子供達が答えたのを、黒板に書く...はずの先生。
まさか「籠」なんて答えが出ると思ってなかったのでしょう。
一生懸命、黒板に向うも、浮かばなかったようです。
で、息子が説明したようです。
「竹冠に龍という字です。」
ああ先生、まさかの失点。
いえ、仕方ありません。普段の生活なら、そう目にしない字ですもの。
私も、聞いた瞬間は?となりました。
ちなみに、こちらでは
「籠清」
といったほうが、分かりやすいかも。
小田原にある、老舗のかまぼこ屋さんです。
お正月にしかお目にかかれない一品です。
さてさて、この一件が今後どうでるか...
まあ、大したことは無いと思いますが、正直、心配です。
なにせ、箱入り...いえ、籠入り息子ですので。
どうか先生、こんな息子ですが、よろしくお願い致します。
(ちなみに、夏休み明けから担任が代わりました)