きょうは、某楽器店に寄ったついでに、お店のあった「入門用・中国製・アルトサックス・セット」と書いてある、サックスをたまたま試奏した。
まず最初、お店の方がちょっと吹いているのを聴いた。中音のドから下に綺麗にドシラソ~・・ドと吹いていて、「あぁ、サックスの音にしては簡素だなぁ。」と思っていたら、それをどうも試奏するらしい親子がいた。暇なのでしばらく観察。(笑)
で、若い女性がマウスピースだけ、最初吹いて、それから楽器本体にちょこっと差して吹いてみた。
と、ところがほとんど音が出ない。どうやらまったくの未経験者?とも思ったけど、一生懸命にアンブシュアの気にいたので、たぶん学生で吹奏楽とか関係の人かなぁとも思った。
それからしばらく吹いて、ようやく音が少し出て、、、でも吹きずらそう~だった。
店員「ちょっと吹きずらいですか?」
女性「うん、むずかしいみたいですね、、。」
傍にその女性のお母さんらしき人がみつめていて、
顔を見合わせて、とりあえずやめたらしい。(よかったよ。)
それで、楽器を仕舞おうとした店員さんに声を掛けて、私も吹かせてもらうことにした。
私「一応、少しやったことがあるので、全部の音は出ると思いますけど、、。」とコメント。
で、マウスピースもセルマーのをお借りして差そうとしたら、、、う~ん、コルクが太いのか?半分も入らない。しょうがないので、4分の一くらい(そんなのあり?笑)差して吹いたら「ビー!」って音が。よーくみたら、ネックが曲がって差してあった。(おいおい。頼むよ、店員さん。笑)
それからネックの曲がりとちょいと直して、
吹いたら・・・「ぷお~ぉ」って割と高めも音。で、開放からドシラ~って下がろうとしても、う~ん、音が超出ずらい。さらに下がれば下がるほど、音が上がって超音波になっていった。(爆)
「息の入れ方が悪いのかな?」と思い、それから5分ぐらい、いろいろと吹き方を変えて音を出してみて、最後に、ようやくサックス本来の実音らしき音に到達!下のドまでが出た。(やったね!笑)しかし音色がすんごく弱く寂しい感じ。(自分のせいか?)
ところが続けて吹いても、その下のシとシ♭は出ない。(なぜか。)ついで言うとパームキーの高音域も、ろくに出な~い。(なぜなぜ?汗。)まるで・・・僕の大切なクラリネット状態だった~。(涙。)
調整のせいだろうか?・・・それとも自分の吹き方?・・・いろいろと考えたけど、結論としては、初心者やアマチュアレベルでは到底、演奏のレベルに持っていけない難しい楽器である!ということは分かった。
ちなみに、持ったときの重さ、、、すっごく軽い。自分のヤナギサワのアルトと比べると半分くらい?に思えた。まぁ、そこまでいかなくても、あれは2キロないかもしれない。キータッチはセルマーのコピーなんだろうなぁ?と感じたけど。
あと、ベルに申し訳なさそうに入っている機械っぽい彫刻が、なんとなく寂しさをかもしだしていた。
お店の人に、「これ、吹きこなすのが難しい楽器ですね。」って言ったら、
「・・・しょうがないですよ。」みたいな無責任は返事。
「もちろん、修理や調整も買ったところなら、やってくれるんでしょうね?」と聞いたら、「・・・・。」だった。(おいおい。)
はっきりいって期待はずれで、ちょっと哀しさを覚えた。
どんなに安くても、音ぐらいは全部出ると思っていたから。
これをもし、「まったくの未経験者が買ったらどうなるか?」と、考えるだけでもほんと恐ろしいと思える。
なにしろ期待に胸膨らませて何万円もかけて買ったサックスなのに、一生懸命に吹いてもろくに音が出なかった、きっとそれが未来のサックス奏者のタマゴを潰す結果にもなりかねない。
「サックスって、吹くのがとても難しい楽器。」というトラウマが生まれると、その人にとっては、本当に不幸な話ではないかと。
自分の楽器も、一年前に中古で安く購入したけど、それでも(まったく初めてでも)ちょっと吹いただけで、綺麗な音が全部出たので、やっぱり出ない音があるというのは、吹き手のレベルに関係なく楽器のせい、な気がした。それとも、たまたま吹いた楽器が、「超ハズレだったのか?」わからない。
ともかく、楽器って、やっぱり吹いてみないと分からない。
つくづく感じてしまった。
良い経験だったけど。(笑)
まず最初、お店の方がちょっと吹いているのを聴いた。中音のドから下に綺麗にドシラソ~・・ドと吹いていて、「あぁ、サックスの音にしては簡素だなぁ。」と思っていたら、それをどうも試奏するらしい親子がいた。暇なのでしばらく観察。(笑)
で、若い女性がマウスピースだけ、最初吹いて、それから楽器本体にちょこっと差して吹いてみた。
と、ところがほとんど音が出ない。どうやらまったくの未経験者?とも思ったけど、一生懸命にアンブシュアの気にいたので、たぶん学生で吹奏楽とか関係の人かなぁとも思った。
それからしばらく吹いて、ようやく音が少し出て、、、でも吹きずらそう~だった。
店員「ちょっと吹きずらいですか?」
女性「うん、むずかしいみたいですね、、。」
傍にその女性のお母さんらしき人がみつめていて、
顔を見合わせて、とりあえずやめたらしい。(よかったよ。)
それで、楽器を仕舞おうとした店員さんに声を掛けて、私も吹かせてもらうことにした。
私「一応、少しやったことがあるので、全部の音は出ると思いますけど、、。」とコメント。
で、マウスピースもセルマーのをお借りして差そうとしたら、、、う~ん、コルクが太いのか?半分も入らない。しょうがないので、4分の一くらい(そんなのあり?笑)差して吹いたら「ビー!」って音が。よーくみたら、ネックが曲がって差してあった。(おいおい。頼むよ、店員さん。笑)
それからネックの曲がりとちょいと直して、
吹いたら・・・「ぷお~ぉ」って割と高めも音。で、開放からドシラ~って下がろうとしても、う~ん、音が超出ずらい。さらに下がれば下がるほど、音が上がって超音波になっていった。(爆)
「息の入れ方が悪いのかな?」と思い、それから5分ぐらい、いろいろと吹き方を変えて音を出してみて、最後に、ようやくサックス本来の実音らしき音に到達!下のドまでが出た。(やったね!笑)しかし音色がすんごく弱く寂しい感じ。(自分のせいか?)
ところが続けて吹いても、その下のシとシ♭は出ない。(なぜか。)ついで言うとパームキーの高音域も、ろくに出な~い。(なぜなぜ?汗。)まるで・・・僕の大切なクラリネット状態だった~。(涙。)
調整のせいだろうか?・・・それとも自分の吹き方?・・・いろいろと考えたけど、結論としては、初心者やアマチュアレベルでは到底、演奏のレベルに持っていけない難しい楽器である!ということは分かった。
ちなみに、持ったときの重さ、、、すっごく軽い。自分のヤナギサワのアルトと比べると半分くらい?に思えた。まぁ、そこまでいかなくても、あれは2キロないかもしれない。キータッチはセルマーのコピーなんだろうなぁ?と感じたけど。
あと、ベルに申し訳なさそうに入っている機械っぽい彫刻が、なんとなく寂しさをかもしだしていた。
お店の人に、「これ、吹きこなすのが難しい楽器ですね。」って言ったら、
「・・・しょうがないですよ。」みたいな無責任は返事。
「もちろん、修理や調整も買ったところなら、やってくれるんでしょうね?」と聞いたら、「・・・・。」だった。(おいおい。)
はっきりいって期待はずれで、ちょっと哀しさを覚えた。
どんなに安くても、音ぐらいは全部出ると思っていたから。
これをもし、「まったくの未経験者が買ったらどうなるか?」と、考えるだけでもほんと恐ろしいと思える。
なにしろ期待に胸膨らませて何万円もかけて買ったサックスなのに、一生懸命に吹いてもろくに音が出なかった、きっとそれが未来のサックス奏者のタマゴを潰す結果にもなりかねない。
「サックスって、吹くのがとても難しい楽器。」というトラウマが生まれると、その人にとっては、本当に不幸な話ではないかと。
自分の楽器も、一年前に中古で安く購入したけど、それでも(まったく初めてでも)ちょっと吹いただけで、綺麗な音が全部出たので、やっぱり出ない音があるというのは、吹き手のレベルに関係なく楽器のせい、な気がした。それとも、たまたま吹いた楽器が、「超ハズレだったのか?」わからない。
ともかく、楽器って、やっぱり吹いてみないと分からない。
つくづく感じてしまった。
良い経験だったけど。(笑)