13日からいずみホールで日本室内楽振興財団が主催する
大阪国際室内楽コンクール&フェスタが開かれています。
3年に一度の開催で、今年は第8回。
私は6年前の第6回、3年前の第7回を聴きに行き、大変感動したので
今回もコンクールの日時が発表された時から楽しみにしていたのですが、
生憎都合がつかず聴きに行くことができませんでした。
17日に天満教会で審査委員長の堤剛さんのトークと
コンクール出場団体によるコンサートがあることを知り、
早速申し込みました。
天満教会は南森町駅から南へ徒歩5分と聞いていましたが、見過ごしそうになる外観。
でも中に入ると古く厳かな教会です。
「室内楽の愉しみ」という題で約45分間のお話のあと、いよいよコンサートです。
ドイツのトリオ・スヤーナという団体による
メンデルスゾーンのピアノトリオ第1番から始まりました。
奏者を間近で見たからでもあるでしょうが、その迫力に圧倒されました。
繊細なピアノの上にドーンと乗ったようなチェロの音。どうしたらあんな音がでるのでしょうか!?
チェロがあんなに主張する音の演奏は初めてでした。
休憩をはさみ、シュルホフのカルテットでしたが、
メンコンの印象が強すぎたため、1924年に作曲された現代曲のシュルホフの良さは
イマイチよくわかりませんでした。
メンコンのチェロをあんな風に弾ける日は来るのだろうか・・
来るわけがないのに、そんなことを考えながら家路につきました。
せめて、あの半分の音量ででも弾けたらいいなあ~