福島多香恵のチェアロビクス日記

椅子を使った運動チェアロビクスの創案者、福島多香恵のフィットネス日記(チェアロビクスは当社の登録商標です)

指導者交流シンポジウム「活躍する女性アスリートのために」

2020年02月13日 | Weblog
みなさま、こんにちは。
昨日は新宿NSビルで開催された、指導者交流シンポジウムに参加しました。

コーディネーターは髙尾美穂さん、パネリストは益子直美さん、井澤秀典さんです。
高尾さんは産婦人科専門医で、国立スポーツ科学センターの女性アスリート育成・支援プロジェクトメンバーです。

元バレーボール全日本代表選手の益子さんからは
「怒らないコーチングがもたらす、こころへの良い影響」についてお話をお聞きしました。
ニュース番組の特集で知っている方も多いと思いますが、
2015年から福岡で小学生のための益子直美カップを開催しており、監督は怒ってはいけないというルールです。そこで実際に感じたこと、子供たちの反応などについてお聞きしました。

女性アスリートとしては、選手たちは健康手帳をつけているそうです。
とくにセッターが手帳をよくみて、選手たちの生理の日をしっかりチェックして、トスのあげ方を変えていたそうです。

ラグビー日本代表ヘッドトレーナーの井澤さんからは、
「女性アスリートの障害の予防について」お聞きしました。
女性アスリートとしては、
チェルシーFC Ladiesの取り組みについてのお話もありました。
PMS(月経前の4日間)に生じる変化として、
・反応時間が落ちる
・神経と筋肉の間の調整力が低くなるため、ケガをする可能性が高くなる
・血糖値が下がる  等他多数

女性アスリートには怪我をしやすい時期があること、女性だからこそ怪我をしやすい部位があること、これらは指導者として知っているべきことですね。

髙尾さんの産婦人科医としてのお話は、更に深くて、
産婦人科医だからこそ、聞いている指導者たちを納得させることができるものでした。

例えば、
女性はXX、男性はXYというペアのDNAを持っていますが、
XとXは情報量が一緒なので、
女の子はお母さんのおなかの中でぼ~っとしてればいいんだそうです。

XとYは情報量に差があるので、男の子はお母さんのお腹の中で、
男の子になるために必死で努力しているんだそうです。
男の子には「出産後」お疲れさま!と声をかけてあげたいとのことでした。

遺伝子といえば、本日レッスンの帰り道、
図書館で雑誌ニュートンをペラペラと開いてみました。

遺伝子についての報告がありました。
収入に関する遺伝子は、若いころは遺伝子よりも環境の影響を受けますが、
高齢になると遺伝子の影響を受けやすくなるんだそうです。
収入に関する遺伝子?
は~?
と思いましたが、、、、
環境の影響を受けやすい若いころに老後の収入についてしっかり考えて準備しておけば問題ないのかな?と思いました。

上記講座の詳しいお話はまたレッスンのときにお話したいと思います。

ご拝読、ありがとうございました。