脚本家でもあり監督の新藤兼人さんの小説を読みました。
正座をして読みたいと思わせる本のひとつでした。
アルフレッド・ヒッチコックの
「映画の表現は小道具なんだ」という有名な言葉があります。
この小説は脚本を小説化したもので、
”一枚のはがき”が小道具として最大限に活かされておりました。
戦争末期にフィリピンに赴任が決まり、
生きて帰って来られないと悟った森川は一枚のハガキを読んだことを妻に伝えて欲しいと、
妻から送られた1枚のハガキを主人公の啓太に託します。
啓太は1枚のハガキを元に友子の家を尋ねました。
人間がしっかりと描かれていて、
小説なのに映像が目に浮かぶ、、、
わたしにとって素敵な時間となりました。
正座をして読みたいと思わせる本のひとつでした。
アルフレッド・ヒッチコックの
「映画の表現は小道具なんだ」という有名な言葉があります。
この小説は脚本を小説化したもので、
”一枚のはがき”が小道具として最大限に活かされておりました。
戦争末期にフィリピンに赴任が決まり、
生きて帰って来られないと悟った森川は一枚のハガキを読んだことを妻に伝えて欲しいと、
妻から送られた1枚のハガキを主人公の啓太に託します。
啓太は1枚のハガキを元に友子の家を尋ねました。
人間がしっかりと描かれていて、
小説なのに映像が目に浮かぶ、、、
わたしにとって素敵な時間となりました。