今日は涼しくて、ようやく秋が感じられました。
(そんな余裕のない、被災者の方々には申し訳ないですが)
中秋節ですし。
ベトナムではテット・チュン・トゥー(Tet Trung Thu)。
月見はしていなかったと思うのですが、灯篭とか提灯(ランタン)を用意して、月餅を食べて。
ホアンキエム湖と、ドンスアン市場の間のナイトマーケットのお店の割合が、子供のおもちゃ屋にシフトします。
二ヶ月くらい前から、町中に即席の月餅屋が溢れ出し(また、これが縁起のものとして値段が篦棒に高い)、
その日が近くなると、お付き合いのある現地企業から、月餅がどっさり届いて、
そんなにたくさん要らない、というのに貰ったものすべてを一切れずつスタッフが持ってくるので、何とか食べて。。。
(社長が食べないと、自分達が食べてはいけないような、ベトナムならではヒアエラルキー感覚?)
餡子も甘過ぎず、美味しいのですが、お腹にたまるので、そんなには食べられないのです。。。
餡子に加えて、中に色々入っているのですが、ちょっと厳しいのが、「ドリアンの月餅」。
ドリアンは嫌いではないのですが、月餅の餡子と一緒は。。。
何だかツーンとするのは、日持ちするよう、酒に漬けているように思うのですが、スタッフはそんなことはないの一点張り。
これ、ベトナム人は大好きだから、外国人に否定されたみたいで嫌なんだと思います。
とりわけホーチミンのが美味しいと言われるので、中秋節に限らず、出張でホーチミンに行く時、ハノイのスタッフにお土産として要求されたり、ホーチミンのスタッフからハノイのスタッフ宛に託されたりしていました。
そう言えば、中秋節はベトナム文化で、中国ではない!とベトナム人スタッフが毎年主張していたっけ(実は、そういう説は存在する)
まあ、旧正月のテト(Tet)とか色々な節句も、中国ではなくてベトナム発祥と言い張っていましたけどね(苦)
なんか、懐かしくて、感傷的になってしまう。。。
シンガポールでも、Chinese Garden近くのコンドミニアムに住んでいたので、ランタンフェスティバルを観に行ったりしたのですが、そっちはあまり懐かしく思わないんですよね。
エンゲージメントの違いがあります。
2年間と6年間という駐在期間の違いもありますが、シンガポールは”バリバリの中華圏”なのに、都市インフラの発展=ウェスタナイズ(Westernize)されているかの勘違いがあって、中国的な伝統文化に否定気味だったので、ベトナム人の”主張”はむしろ小気味好く感じられたのでは。
今晩、彼らと同じ中秋の名月を観られるといいのですけどね。
他方、朝の散歩では、洗足流れ沿いの家に、バラが咲いているのを見ました。
バラは、初夏の季語ですし、今年の初夏は、池上界隈のバラの花を随分と撮影しましたが、
私には、どういう訳か、バラが咲いた=秋が来た、ような感覚があります。
”秋薔薇(あきさうび)とは秋に咲く薔薇のこと。小ぶりではあるが色に深みがある。四季咲きのものが多く、夏の薔薇のような勢いはない。”
という、仲秋の季語もあるので、おかしくはないですね。
写真のバラも、深みを感じさせられる赤(深紅)ですし。
最後に、
昨日コジマで見つけられなかった、切れたダイニングの電球の替えをamazonで買おうとしていて、
【連載10周年企画】『進撃の巨人』最終回まで一緒に読もう!キャンペーンが目に入りました。
9/18まで、28巻までを無料で、最新巻(29巻)は100円で読めます。
アニメシリーズは観ていますが、原作は読んだことがなかったので、これはいいチャンス。
三連休も何処かに出かける予定もなく、どうせ奥さんは「疲れた」と、ソファーでゴロゴロでしょうから、私は読書の秋(漫画ですが)に勤しむことにします。
ではでは