東京3日目

別にどこに行かなければと言うことでもなく、一度も見に行ってなかった息子の部屋の様子でもと思って出かけることにした。どこか希望はあるかと聞かれ、『武者小路実篤公園』こに行きたいとメールしてあったら、娘や息子はあまり関心はなさそうだったが、母の日も兼ねての旅行ということで、私の意見を通してくれた。文学や絵画にはさっぱりな私が、武者小路実篤の世界は、カボチャ（野菜等）のあの独特な絵ぐらいなもんですが・・

一日目から書かないで、いきなり3日目というのもなんですが・・・

次から次へと来る電車は、高知では考えられない15両、通勤ラッシュを割けていても、どの車両にも沢山の人人人・・・仕事が忙しく3日目だけ付き合ってくれた。何日か乗っている電車は、駅名も何となく覚え『蕨』と言う駅名に、此処は蕨の採れる場所だったろうかと思いながら、下りるぜと言う子どもたちの後について下り、またしばらく歩いて別の電車に乗って最寄駅に着いた。周りの風景など撮影もしないで、ひたすら公園に向かう。
ヒカリモは分かりやすく矢印で道順が示されていた。
卵焼きみたいな感じもするよね。

武者小路実篤70歳の時（昭和30年・1955年）此処に移り住み、20年間を過ごし、実篤氏没後遺族から調布市に寄贈されたようです。
本来ヒカリモが主役ではなく、実篤記念館とか、生前のお住まいや、実篤氏お気に入りの庭などを公開しています。勿論それらもちゃんと見てきました。


ハナショウブの植えられた場所に水は無く、カラカラに干上がっているのは少し可哀そうだと思って見ていたら、庭掃除されていたボランティアの方が、この水が枯れて、ヒカリモの出ている場所に地下水がにじみ出て2005年このような状態になったとのこと、これもお天気に関連して、いつもこのような状態ではないらしいが、この日は最高の状態だとお聞きして良かったと思った。冬には真っ黒になっているらしい。この水は増えもせず減りもしないとおしゃっていたが、水深をお聞きするのを忘れていた。
↑はジャーマンアイリスだと思う。↓はハナショウブでしょうか。葉の形はアイリス？
水が枯れた原因は、住宅地の開発らしい。
この水が枯れたことと、ヒカリモが出たことは関係が有るのかどうかは聞かなかったが、どうなんでしょうね。

↓実篤さんも、まさかヒカリモで有名になるなんて思わなかったでしょうね。



ムラサキシキブだと思う。これらはもともとこの地に有ったものなのか、植栽されたものか聞かなかったが、

孟宗竹がきれいに手入れされていました。でもこのあたりには大きなシマヘビ（青大将？）が生息しているらしく、この日も一匹、人に驚く様子もなくササの落ち葉の上にいました。2匹いるとおしゃっていたが、帰りには、もう1匹と思われるヘビが石段の所でお見送りしてくれました。



この池にも、胞子が飛んで行ったのかどうか、縁の方にヒカリモらしき姿が見られるとのことでしたが、私にはわからなかった。この池全体をヒカリモが覆うと言うことはないだろうと思うけど、そうなったら見事でしょうね。でも鯉やカメは棲家を追われますね。

23日午前中ここを見学して、息子の提案でここまで来たのだからと、ニコンの会社？でカメラの点検掃除をしたほうが良いと言うことで（点検は無料、掃除は1000余円）私はどうでもよかったが、カメラと車のことになると妙にきれいにする息子。立派なビルには沢山の製品が沢山並んでいた。私もコンパクトなのがいいなあと眺めてくる。出来上がるまでの間昼食と言っても私の希望は、まわるお寿司（笑）（新宿なのに）高知より安くて美味しかった。
22日は、はとバスで、皇居　スカイツリー　浅草見物もして、東京をちょっぴり見て24日夜我が家に帰り着いた。

次回は東京雑感の予定です。