== ポチの一人旅 (ぶらり海芝浦への旅) ==
先週の福島旅行の後、疲れからか腰痛になってしまい歩行するにも一苦労でしたが、毎日通院した甲斐があり今日は痛みが無くなったので、ランチ後、“リハビリ兼ねて、ちょっと出かけてくる”と言い残し川崎方面へ。
さて、鶴見駅に到着しました。鶴見線の駅舎はすごく時代を感じる建物です。
駅のホームにある長椅子です。 時代を感じます、そして、椅子がすごく低い位置にあり、座りにくいです。
昭和16年、通勤電車の混雑が激しいため、女性工員専用車両を連結と書かれていました。女性専用車両って戦前にあったんですね。
途中の車窓から見える風景ですが、この覆っている場所の向こう側が、テレビの“ザ 鉄腕 DASH”で登場するDASH海岸です。車窓からは海岸の様子は見えません。また、下車して近くに行ってもDASH海岸入口はドアがあり一般人は入れません。
“海芝浦”駅に到着しました。浜芝浦駅のホームは線路側の反対側は海(京浜運河)なんです。
曇天なので京浜運河から見る海は真っ青ではなかったけど、遠くに横浜ベイブリッジも見えます。
さて、この駅には長くとどまっていられないのです 停車している電車に乗って戻らないと、次の電車は約2時間後なんです。 駅から公道には接続していないので、ここは横浜市ですが、駅を降りて隣の駅まで歩くことも不可能な秘境駅なのです。15分ほど駅に留まって、再び電車に乗って鶴見駅方面へ向かいました。
途中、浅野駅という駅があるのですが、この駅、すごくカーブしていています。 そのため、電車とホームとの間隔が普通じゃないくらい空間があります。 大人でも楽にホームと電車の間から落下してしまうくらい隙間が空いているので、駅から降りるときは注意が必要な駅なんです。
鶴見線の駅名には人名が多いです。 この浅野駅は「京浜工業地帯の父」とも呼ばれた浅野 総一郎の名前に由来している。
浅野 総一郎:浅野セメント(現在の太平洋セメントの創始者)
その他、鶴見線の駅の由来としては、
扇駅:浅野家の家紋が由来
安善駅:安田財閥の創始者の安田善次郎に由来
武蔵白石駅:白石元治郎(日本鋼管(現・JFEホールディングス)初代社長)に由来
大川駅:日本の製紙王と呼ばれた大川平三郎に由来
そして、これらの人物に関わっているのが渋沢栄一です。 恐るべし1万円札!!
“海芝浦”駅で海を見た後は、川崎大師へ行きました。 チョット遅い初詣です。
参道のお店で売っている甘酒が100円で美味しいのです。今時、100円で飲める甘酒は無いのでお勧めです。
川崎大師の後、川崎大師駅近くの金山神社にも寄りました。
運動不足解消とリハビリ兼ねて今日は約1万歩きました。