在メキシコ日本国大使館のHPから
http://www.mx.emb-japan.go.jp/influenza1.html
インフルエンザの流行について(平成21年4月24日)
メキシコにおけるインフルエンザの流行については、昨夜23時頃発表されたコル ドバ保健大臣のメッセージに基づき、本日、メキシコ市及びメキシコ州のすべての 学校が休校となるなど、予防策が始まっています。詳細については現在情報収集中 ですが、昨夜、保健省が発表したインフルエンザ感染予防のための行動指針及び注 目すべき報道(注:報道については当館として内容を確認できた訳ではない点にご留意願います。)をお送りします。
在留邦人の皆様におかれては下記指針を参照し、次のことに注意して感染を予防し ていただくようお願いします。
1.不要不急の外出は控え、人混みを避けてください。
2.インフルエンザは感染した人の咳、くしゃみ、つばなどの飛沫とともに放出さ れたウイルスを吸入することによって感染します。外出から戻った後の手洗い、う がいを励行してください。うがいは特別なうがい薬を使用しなくても有効です。手 洗いも通常の石けん(できれば液体石けん)で、十分な流水でよく洗ってくださ い。止むを得ず外出をする場合はマスクを使用すると予防効果があります。
3.感冒用症状(咳、くしゃみ、熱)のある人はマスクをして水分をよくとり安静 にしてください。高熱や全身の筋肉痛、関節痛を伴う場合、信頼できる最寄りの医 療機関で受診してください。(なお、インフルエンザ指定病院は特にありません。)
4.屋台料理などの外食は控えてください。(タコスは豚肉や豚脂を使用していま す。)自宅で肉を調理する場合は十分に加熱調理してください。
<インフルエンザ感染予防のための指針>
・呼吸器系疾患に感染している人に近づかない。
・あいさつの際には接吻や握手をしない。
・食べもの、食器、フォークやスプーンを他人と共有しない。
・住居、事務所、その他の仕切られた空間の風通しを良くし、日光を入れる。
・調理場や風呂場の表面、取っ手、手すり、遊具、電話機、共有のその他の物品を 清潔に保つ。
・繰り返す高熱、咳、頭・筋肉・関節の痛みという症状が出た場合は、直ちに医師 の診察を受ける。
・暖かい着物を着用し、急激な温度の変化を避ける。
・ビタミンA及びCが豊富な果物や野菜を摂取する。(ニンジン、パパイヤ、グア ヤバ、オレンジ、みかん、ライム、レモン、パイナップル)
・水と石けんで頻繁に手を洗う。
・環境汚染物質にさらされることを避ける。
・仕切られた場所や子供・老人・病人の近くでたばこを吸わない。
・症状が出た場合は、直ちに医師の診察を受ける。
<報道ぶり>
・メキシコ社会保険庁(IMSS)の発表によれば、今回の疾患での死亡者数は次 のとおりです。
メキシコ市で13人
サンルイスポトシで4人
オアハカで1人
バハカリフォルニアで2人
・現時点でWHOは新型インフルエンザを対象としたパンデミック・フェーズの引 き上げは行っていません。
・メキシコでの感染患者のサンプルはウイルスの同定にむけて検査中です。また、米国の豚インフルエンザとの関連性についても調査中です。
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インフルエンザの流行について②~コルドバ連邦厚生大臣他からのメッセージ(4月24日)
先ほどご案内しました件に関し、コルドバ連邦厚生大臣他のメッセージの抄訳で す。
2009年4月24日
新型インフルエンザのウイルスが発見されたが、現在までのところこの呼吸器系疾患はコントロール下にある。その症状は、突然の39度以上の発熱、咳、強い頭 痛、筋肉・関節の痛み、目の炎症、鼻水である。
発症件数は、数日前から増加していない。発症は、主にメキシコ首都圏で報告されている。
このため、厚生省と教育省は、予防の観点から明日(24日)、メキシコ市とメキシコ州の幼稚園から大学まですべてのレベルで、公立私立すべての学校を休校とすることが望ましいと考えた。
同時に、厚生省は住民に対して、どうしても必要な場合を除いて、人混み、集会などを避けるよう勧める。
連邦の厚生当局は、各州の厚生当局と共に次のような措置をとった。
・病院に抗ウイルス剤、抗生物質、感染の危険を軽減しするための物資を供与すること、住民に予防措置を通知すること
感染を予防するために、厚生省は住民に対して、次のことを進める。
・呼吸器系疾患に感染している人に近づかない。
・あいさつの際には接吻や握手をしない。
・食べもの、食器、フォークやスプーンを他人と共有しない。
・住居、事務所、その他の仕切られた空間の風通しを良くし、日光を入れる。
・調理場や風呂場の表面、取っ手、手すり、遊具、電話機、共有のその他の物品を清潔に保つ。
・繰り返す高熱、咳、頭・筋肉・関節の痛みという症状が出た場合は、直ちに医師の診 察を受ける。
・発病した場合は、他人への感染を防ぎ、診断と処方を得るために直ちに医師の診察を受け、絶対に自己診断をしない
・その後、症状がなくなるまで家で安静にして休む。
・咳やくしゃみをする際は、口や鼻を覆う。
・マスクを着用し、鼻紙はビニール袋にまとめて捨て、くしゃみの際は(手のひらでは なく)ひじの内側で口や鼻を覆う。
・症状が一切なくなってから24時間が経過すれば、日常の行動に戻ることができる。
(24日9時15分現在)
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インフルエンザの流行について③~その他関連情報(4月24日)
1.本日(24日)15:00頃、コルドバ連邦保健大臣ほかが行った記者会見、その他の信頼すべき情報源によれば、インフルエンザ関連情報は次のとおりです。
(1)現状
(イ)型:豚インフルエンザA、H1N1型。
(ロ)症例数:全国で1004人。
(ハ)死亡者数:昨夜までに全国で68人、うち20人はインフルエンザによるものと確認済み。
(ニ)地域別死者数(確認済み20人の内訳):メキシコ市:13人、サン・ルイス・ポトシ州:4人、バハ・カリフォルニア州:2人、オアハカ州:1人。
(2)対策
(イ)新型ウイルスに対するワクチンはないが、世界保健機関(WHO)によって認められた抗ウイルス剤があり、インフルエンザと診断された患者に投与する。連邦保健省は100万回分の抗ウイルス剤を保有している
(ロ)保健省は住民にマスクの配布を開始する。
(ハ)豚肉の摂取はウイルス感染の危険とはならない。
(ニ)今週末、メキシコ社会保険庁の病院は平日と同様に診察を受け付ける。
(3)メキシコ市
(イ)今週末、220の医院と28の病院で診察を受け付ける。
(ロ)市の公的行事、宗教行事、サッカーの試合を中止する。
(ハ)学校の授業の有無については今週末に決定する。
(ニ)空港、バス・ターミナルにおける症例の発見を強化する。
2.なお、本日(24日)現在、メキシコ国際空港では次のような措置がとられています。
(1)チェックイン時に各旅行者に用紙が配られ、氏名、年齢、性別のほか、「39℃以上の熱があるか」、「咳が出るか」、「頭痛があるか」、「筋肉痛が あるか」、「目に炎症があるか」という質問に「はい」/「いいえ」で回答させ、セキュリティ・チェック・ゲートで保健省の職員に提出させる。
(2)用紙には、「はい」と答えた項目があった場合、旅行を中止し、最寄りの医療機関で受診してください。との勧告がある。
http://www.mx.emb-japan.go.jp/influenza1.html
インフルエンザの流行について(平成21年4月24日)
メキシコにおけるインフルエンザの流行については、昨夜23時頃発表されたコル ドバ保健大臣のメッセージに基づき、本日、メキシコ市及びメキシコ州のすべての 学校が休校となるなど、予防策が始まっています。詳細については現在情報収集中 ですが、昨夜、保健省が発表したインフルエンザ感染予防のための行動指針及び注 目すべき報道(注:報道については当館として内容を確認できた訳ではない点にご留意願います。)をお送りします。
在留邦人の皆様におかれては下記指針を参照し、次のことに注意して感染を予防し ていただくようお願いします。
1.不要不急の外出は控え、人混みを避けてください。
2.インフルエンザは感染した人の咳、くしゃみ、つばなどの飛沫とともに放出さ れたウイルスを吸入することによって感染します。外出から戻った後の手洗い、う がいを励行してください。うがいは特別なうがい薬を使用しなくても有効です。手 洗いも通常の石けん(できれば液体石けん)で、十分な流水でよく洗ってくださ い。止むを得ず外出をする場合はマスクを使用すると予防効果があります。
3.感冒用症状(咳、くしゃみ、熱)のある人はマスクをして水分をよくとり安静 にしてください。高熱や全身の筋肉痛、関節痛を伴う場合、信頼できる最寄りの医 療機関で受診してください。(なお、インフルエンザ指定病院は特にありません。)
4.屋台料理などの外食は控えてください。(タコスは豚肉や豚脂を使用していま す。)自宅で肉を調理する場合は十分に加熱調理してください。
<インフルエンザ感染予防のための指針>
・呼吸器系疾患に感染している人に近づかない。
・あいさつの際には接吻や握手をしない。
・食べもの、食器、フォークやスプーンを他人と共有しない。
・住居、事務所、その他の仕切られた空間の風通しを良くし、日光を入れる。
・調理場や風呂場の表面、取っ手、手すり、遊具、電話機、共有のその他の物品を 清潔に保つ。
・繰り返す高熱、咳、頭・筋肉・関節の痛みという症状が出た場合は、直ちに医師 の診察を受ける。
・暖かい着物を着用し、急激な温度の変化を避ける。
・ビタミンA及びCが豊富な果物や野菜を摂取する。(ニンジン、パパイヤ、グア ヤバ、オレンジ、みかん、ライム、レモン、パイナップル)
・水と石けんで頻繁に手を洗う。
・環境汚染物質にさらされることを避ける。
・仕切られた場所や子供・老人・病人の近くでたばこを吸わない。
・症状が出た場合は、直ちに医師の診察を受ける。
<報道ぶり>
・メキシコ社会保険庁(IMSS)の発表によれば、今回の疾患での死亡者数は次 のとおりです。
メキシコ市で13人
サンルイスポトシで4人
オアハカで1人
バハカリフォルニアで2人
・現時点でWHOは新型インフルエンザを対象としたパンデミック・フェーズの引 き上げは行っていません。
・メキシコでの感染患者のサンプルはウイルスの同定にむけて検査中です。また、米国の豚インフルエンザとの関連性についても調査中です。
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インフルエンザの流行について②~コルドバ連邦厚生大臣他からのメッセージ(4月24日)
先ほどご案内しました件に関し、コルドバ連邦厚生大臣他のメッセージの抄訳で す。
2009年4月24日
新型インフルエンザのウイルスが発見されたが、現在までのところこの呼吸器系疾患はコントロール下にある。その症状は、突然の39度以上の発熱、咳、強い頭 痛、筋肉・関節の痛み、目の炎症、鼻水である。
発症件数は、数日前から増加していない。発症は、主にメキシコ首都圏で報告されている。
このため、厚生省と教育省は、予防の観点から明日(24日)、メキシコ市とメキシコ州の幼稚園から大学まですべてのレベルで、公立私立すべての学校を休校とすることが望ましいと考えた。
同時に、厚生省は住民に対して、どうしても必要な場合を除いて、人混み、集会などを避けるよう勧める。
連邦の厚生当局は、各州の厚生当局と共に次のような措置をとった。
・病院に抗ウイルス剤、抗生物質、感染の危険を軽減しするための物資を供与すること、住民に予防措置を通知すること
感染を予防するために、厚生省は住民に対して、次のことを進める。
・呼吸器系疾患に感染している人に近づかない。
・あいさつの際には接吻や握手をしない。
・食べもの、食器、フォークやスプーンを他人と共有しない。
・住居、事務所、その他の仕切られた空間の風通しを良くし、日光を入れる。
・調理場や風呂場の表面、取っ手、手すり、遊具、電話機、共有のその他の物品を清潔に保つ。
・繰り返す高熱、咳、頭・筋肉・関節の痛みという症状が出た場合は、直ちに医師の診 察を受ける。
・発病した場合は、他人への感染を防ぎ、診断と処方を得るために直ちに医師の診察を受け、絶対に自己診断をしない
・その後、症状がなくなるまで家で安静にして休む。
・咳やくしゃみをする際は、口や鼻を覆う。
・マスクを着用し、鼻紙はビニール袋にまとめて捨て、くしゃみの際は(手のひらでは なく)ひじの内側で口や鼻を覆う。
・症状が一切なくなってから24時間が経過すれば、日常の行動に戻ることができる。
(24日9時15分現在)
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インフルエンザの流行について③~その他関連情報(4月24日)
1.本日(24日)15:00頃、コルドバ連邦保健大臣ほかが行った記者会見、その他の信頼すべき情報源によれば、インフルエンザ関連情報は次のとおりです。
(1)現状
(イ)型:豚インフルエンザA、H1N1型。
(ロ)症例数:全国で1004人。
(ハ)死亡者数:昨夜までに全国で68人、うち20人はインフルエンザによるものと確認済み。
(ニ)地域別死者数(確認済み20人の内訳):メキシコ市:13人、サン・ルイス・ポトシ州:4人、バハ・カリフォルニア州:2人、オアハカ州:1人。
(2)対策
(イ)新型ウイルスに対するワクチンはないが、世界保健機関(WHO)によって認められた抗ウイルス剤があり、インフルエンザと診断された患者に投与する。連邦保健省は100万回分の抗ウイルス剤を保有している
(ロ)保健省は住民にマスクの配布を開始する。
(ハ)豚肉の摂取はウイルス感染の危険とはならない。
(ニ)今週末、メキシコ社会保険庁の病院は平日と同様に診察を受け付ける。
(3)メキシコ市
(イ)今週末、220の医院と28の病院で診察を受け付ける。
(ロ)市の公的行事、宗教行事、サッカーの試合を中止する。
(ハ)学校の授業の有無については今週末に決定する。
(ニ)空港、バス・ターミナルにおける症例の発見を強化する。
2.なお、本日(24日)現在、メキシコ国際空港では次のような措置がとられています。
(1)チェックイン時に各旅行者に用紙が配られ、氏名、年齢、性別のほか、「39℃以上の熱があるか」、「咳が出るか」、「頭痛があるか」、「筋肉痛が あるか」、「目に炎症があるか」という質問に「はい」/「いいえ」で回答させ、セキュリティ・チェック・ゲートで保健省の職員に提出させる。
(2)用紙には、「はい」と答えた項目があった場合、旅行を中止し、最寄りの医療機関で受診してください。との勧告がある。