== 新型コロナ 3月21日に緊急事態宣言解除 さて、それ以降の動向は? ==
首都圏に発出されていた新型コロナの緊急事態宣言が3月21日に解除されることになった。 最近の新型コロナの感染者数などのデータからは解除が妥当だとは思うが、再び感染者数が上昇しないか気にはなるところ。
新型コロナのワクチン接種者も3月17日現在で2月17日開始して1か月で約42万人に達した。 今後、高齢者や一般の対象者の接種となる。 ワクチン接種することで新型コロナの感染状況がどのように変化するかに関しては日本だけではなく、世界中の状況が気になるところです。
ということで、最近の新型コロナのデータをグラフ化してみました。
新型コロナの緊急事態宣言は2回目、最初は昨年4月7日に7都府県を対象に発令。16日に対象を全国に拡大した。
当時の患者発生数と第3波のグラフを振り返って比較すると、昨年の第一波の波の小さいこと。
ある意味、すっかり慣れっこになってしまい、緊急事態宣言発令中であっても街中ではゴーストタウンになることもない。 ゆえに、「下げ止まり」で感染者数が一定以下に減少しない傾向が起きていると言えないだろうか。
そして、気のゆるみが上昇につながる。
一部の県では、下げ泊りの跡、弱化の上昇に転じている(私は、「コロナのGo-around」と呼んでいるが)傾向に見えるので動向が注視される。
緊急事態宣言解除に伴い、今後の感染者数の動向が気にあるのは、
1: 東京・大阪など大都市圏
2: 北海道と沖縄 (以前から高め傾向)
3: データから気になるのは宮城県(急上昇中で見事なGo-aroundカーブを描いています)
新型コロナで感染者が多い県ではなく、逆に少ない県としては、グラフの1-5と1-6は、1週間の10万人あたりの感染者数のグラフですが、それぞれ1-5a,1-6bはそのグラフを1.0を上限値でグラフ化したもの。
当然数の少ない方が患者数の発生が少ないことを示してい居るので、2月1日のグラフは
福井・富山・秋田
の3県だったのが、3月17日のグラフでは
熊本・香川・高知・石川・愛媛・富山・山口・広島・徳島・福井・秋田・鹿児島・大分・島根・長崎・鳥取・宮崎と拡大している。
こういった新型コロナの感染者発生が少ない県もあり、緊急事態宣言下での対応の難しさを感じる。
このグラフから、東京・大阪・埼玉・千葉・神奈川で全国の約6割の感染者数。まず大都会の感染者を減らさない限り、新型コロナといつまでも仲良く過ごさざるを得ない。緊急事態宣言を解除しても政府には「下げ止まり」をさらに減少させる手立て・アイデアを持っていない無策状態なのが残念。
以下は各地方ごとに集計したデータです。
・1週間の1万人あたりの感染者数(昨年6月から3月までの連続)
・1週間の1万人あたりの感染者数(2月から直近まで)
・感染者数の推移(2月から直近まで)
== 北海道 ==
== 関東 ==
== 中部・北陸・信越 ==
== 関西 ==
== 中国・四国 ==
== 九州・沖縄 ==