孫文さんの“多摩たまの隠れ部屋”ブログ編

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GPS使用のリスク

2011年05月20日 02時44分32秒 | 北京雑感 (北京の話題何でも)
先日、あるスジからGPSを使用していた日本人が捕まり、機器の没収・罰金・国外退去という話を聞いた。
地図の位置情報は、日本人の感覚では分からないだろうが軍事的にも重要な国家機密である。
軍事エリアでの測定データもあったと聞く。
高度な誤差の無いGPS機を使用していたようなので、こりゃ、中国側からスパイ行為としてみなされても言い逃れが出来ない。

江戸時代、開国を迫る前に、英国船は東京湾の正確な地図作成をまず行ったと聞く。
そして、1828年オランダのシーボルトは帰国直前にご禁制の日本地図が見つかり関係者が処罰されている。 (シーボルト事件)
少し先の時代の話だが、西暦2199年宇宙戦艦ヤマトはガミラスの宇宙船を攻撃するため、ヤマトの艦載機コスモタイガーを使い攻撃の座標軸を定めるためのミサイル攻撃を行い、その地点に対してヤマトの主砲を発射し敵艦を撃破した。
(と、先日、ANA機内で見た、「SPACE BATTLESHIP ヤマト」の映画でそんなシーンがあったような・・・)
過去においても、未来においても、軍事上の意味から座標は重要な事項なのである。

中国では外国人に測量行為は許していない。
だから、日本人の感覚でノー天気に、高価なGPS機を持ち込み中国で使用していたら・・・

なぁんて思いながらネット検索していたら、最近upさえた情報で下記が見つかった。
小銃構えた武装警官に、GPS使用していた日本人がホールドアップして銃口を突きつけられていた。
この写真が(中国なので本物なのかは不明であるが)、軍隊みたいな武警に銃口突きつけられたら小便チビるだろうなぁ。

http://japanese.china.org.cn/politics/txt/2011-05/12/content_22550996.htm


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