Chris's monologue

二匹+ONE?のクマンズとChris(謎の生命体)の怠惰な生活

立花

2011-08-25 07:59:38 | ビバ☆オヤジ酒場

つづいてぼくのご友人が連れていってくれた店は、同じ三丁目にある、けれど“かり屋”とはまったく雰囲気の異なる店。
“おふくろの味 立花”
創業昭和40年。
おふくろさん(店主)がいうには、この界隈で彼女がいちばん古い――とのこと。

ご友人オススメのチクワブをアテに、今回もぼくは焼酎。
お店の名前が入った芋焼酎をいただきました。
酒は薩摩恵比寿堂の芋焼酎のようです。

これは、ご友人のわがままでたのんだ一品。
そんなわがままに応えてくれるおふくろさん、いいヒトだぁ。
このレンコン、見た目じゃわからないけど、かなりピリ辛。
よかったぁ、立花を水割りにしておいて。
ゴキュゴキュ飲めちゃうもんね。
そして芋焼酎に合うアテといったら、

やっぱりコレ、牛スジの煮込み。(これ隠し味にカレー粉使ってる気がする。うまい!)

ていうか、どこ行っても、なに飲んでも、おまえ……煮込みばっかやん。

この牛スジの煮込みが泣かせる味なんです。ご友人が帰ったあとで来た客(女性だけで10人以上の客)も、この煮込み目当てに来てました。よく煮込まれていて、スジがトロトロ。
ぼくも常連になっちゃおうかなぁ。

なすいため。
甘辛のナスが芋焼酎のほのかな甘味と融合し、至福のひと時。

新さんまは、ご友人がたのんだぬる燗にぴったり。
なんでしょう、この居心地のよい空間は。
見ると、店内のあちこちに、むかしの大工さんの粋な計らいと技が見られます。
これか!――そう思いました。
現在○2歳のおふくらさん、まったくそんな年には見えず、この道長くやってきたヒト特有の温かさと気っ風のよさが感じられます。
こういう店は、女性客ひとりでも、おふくろさんが守ってくれるから安心。

新宿の喧騒のなかで、ホッとひと息つきたくなったら、“立花”ですね。
ボトルキープしちゃおうかなぁ。

みなさん、「チャイロ系」と書かれたボトルを見つけたら、勝手に飲んじゃいましょう。

居酒屋

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