ちょっと待った! なぜ風邪をひいてるお前がそんな場所にいる!?(以下C)
バカなの?(以下クマル)
前から約束してたから(以下チャ)
C「つか熱は?」
チャ「今朝測ったら高かった だから解熱剤と去痰剤とくしゃみ鼻水用の風邪薬乱用した」
クマル「やっぱバカだわ」
C「だって前の日すごかったろ?」
チャ「のどが痛くてしかたなかった そのあと鼻水と痰がとまらなくなって、ひどい状態だった 痰がのどに引っかかってとれず呼吸困難だったもんね けど、まさかそんな状態で飲みに行ったら店のヒトにとてつもなく迷惑かけるだろうから、症状をむりやり抑えようと思って、ありとあらゆるクスリを飲んで出かけて行ったんだよ」
クマル「延期してもらえばいいぢゃん」
チャ「お店の予約入れてもらってたし」
C「そいつは幻覚だ。クスリであたまがぶっ飛んでる証拠だ」
チャ「地に足がついてない感じだったよ あたまがボーーーッとして、ふわふわした感じ」
クマル「クスリが効かなくなるんじゃね?」
チャ「その逆 ますますあたまがボ―――――ッとなって大変だった」
C「その色と形状、ひょっとして」
チャ「でお願いします」
クマル「犯罪者め」
チャ「幻覚だったのかも」
C「うまそう! なぜひと口いかない?」
チャ「食べたら戻してたかも」
C「や、それは中落ちといわないだろ?」
チャ「厚切りのトロにしか見えないよね」
C「うまかったのか?」
チャ「だと思う。クスリで味覚が狂っているのか、正直よくわからなかった でも、ぼくの知ってる中落ちとはすべてが違ってるのは確か。ほかにも体調がよかったら食べたいものがてんこもりで、他のお客がたのむ料理がいちいちおいしそうなんだよね しかもボリューミー。だから次回は心技体を整えてから再チャレンジしてみたいです」
C「シブいな」
チャ「THE 昭和イズムでした」
クマル「もういいから、セレブ買って帰ってきなさい」
ところが、ぼくのあたまがぶっ飛んでることをいいことに、お友だち君、ぼくを引き連れ新宿の街を徘徊させたんだよ
嗚呼、それなら理由わかる。どんだけいじれば壊れるか、実験してたんだろうな
つづく
つづくんか
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