この店、教えたくない
でも、ものすごくいい店だったので教えたい。
けど……あんまたくさんのヒト、おしかけないでね。
まずはビールから。
このモズクはお通しかと思ったけど、立派な一品料理。
というのも、実はこの店、メニューがありません。
黙っていれば、勝手にどんどん出てきます。
店の看板には「ふぐ・関西料理」とあり、普段からビビリの及び腰のぼく、絶対に入らない雰囲気の店。
でも、ぼくは、
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この本を信じてやってきました。
だって、清野さんが驚くほど安い店っていってたから。
で、これが二品目。
これは、どうやら
の店かも。と判断したぼくは、
さっそく燗酒を注文。
ところが三品目、
か、カルボナーラですかぁ！？
あ、でも、ぬる燗でつけてもらった酒が、みょうに合う合うウンウン♪
燗のつけかたうまいなぁ。
ちゃんと湯を沸かして、それでつけてくれました。
たまに、店の奥で、チン♪とかなって出す店あるけど、あれ、ガックシくるもんね。
次はなにが食べられるのかなぁ。
って、
キタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!!!
ぼくの大好きなトコブシ。しかもキモつき。
ヤッター！！
そんでもって、またまた大好物のナマコ。
どうしてご主人、ぼくの好きなものばかりだすの？
が進んで、困ってしまいます。と、困っているところに、
キタ━━━━━(゜(゜∀(゜∀゜(☆∀☆)゜∀゜)∀゜)゜)━━━━━!!
生まれてきてよかった的感動のたまご焼き！
この味はなかなか出せませんよ。
甘すぎず、出汁のいい味効かした最高のたまご焼き。
ううううう、今日はとことん呑むぞー！
すでにこの時点でお銚子3本空けています
そこで、おかあさんオススメの、
ヒレ酒入りま～す
マイウー
昨夜はちょっぴり寒かったので、ぐらぐらつけた燗酒のヒレ酒は最高にうまス！
野菜と豆腐とバラ肉を炊いたもの。
これを、
自家製のポンズでいただきました。
もう涙が出るほどおいしい。
ふぐのヒレは三杯まで大丈夫と太鼓判をおす女将。
ならば、と三杯までキッチリ飲み「ほんまや！味しっかりとれておま！」って感じで〆ました。
いや～、よーけ食べた飲んだ
で、恐怖のお会計。
……安ッ！！
本気ですか？計算間違っとりゃせんか？
ビール1本、お銚子6本。しかもお土産までもろて？
常連決定！
まあ、好き嫌いの多いヒトには向かない店だけど、ぼくみたいに出されたものはなんでも食べれるクマにはワクワク居酒屋です。
あと、酒弱いヒトには向かないかも。
というのも、この階段。
むかし、ばあちゃんンちがこんな急なはしごみたいな階段だった。
これ見た目以上に急で長い。
昇りはシラフだからいいけど、降りは怖いよ。
酔っぱらいは要注意。
もしものときは、転落じゃなくて、落下だから。
いや～、実にいい店だったなぁ。
クマル「で、これをお土産でもらって帰ってきたと。つか、なんスかコレ？」
チャ「自家製のポンズだよ。すごく美味しいんだよ。今夜はうちで湯豆腐かなぁ」
居酒屋【くりす的全国名酒場紀行＠和也】←お店の詳細
