新宿2丁目なう
3丁目はよく行くけど、2丁目は未開ゾーン。
ていうか、未知の世界。
ここで待ち合わせなんだけど、待ち合わせの相手は♂。
この場所で♂とふたりきりってことは、誤解されてもしかたのない場所。
つまり、
こんな店とかがある、東京では、それ系男子のウキウキ・ワクワク・スポット。
なので、誤解されないために、クマルさんを同行させました。
まずは、
ホイスで乾杯。
これはHOT PEPPERのクーポンを使ったのでフリードリンク。
ぼく、少しでも安くあげようと、絶え間ない努力のクマのヒトなんです。
ところが、クマルさん、いきなり八海山 泉ビール(アルト)なんて注文しちゃって!(ビールのなかで一番高額なビール)
ぼくの努力がぁ……
お通しは、
ブリ大根。
アレアレ、ごくフツーですね。
ていうか、これはこれで素晴らしいアテなんだけど、もっと特殊なものが出てくるのかと思っていたから。
と、思っていたのもつかの間。
いきなり、
キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━ !!!!!
前菜、創作イタリア・アンティパスト。
三匹なので三匹分に盛り合わせてくれていました。
これに合うんだと、ぼくのお友だち君のオススメ。
お友だち君は、青森ので華一風を注文。
ぼくは東京は東村山ので屋守をお願いしました。
この絵を見て「ヤモリ」っていってしまいそうになるけど、実は屋守と書いて「おくのかみ」って読むんだって。
でも家を守ると書いて「ヤモリ」とも読むから、奥の神みたいなもんかな?
なかなかうまい酒でした。
比較的安い酒なので、ここでもぼくがどれだけ努力しているか、みんな、分かるよね。
それなのに、
クマルさん、どうしての呑み比べセットなんてたのんでるの?
だって、チミのお友だち君のオススメだもの。まんさくの花だけの呑み比べ。確かに味ぜんんぜん違うわ。
そんなところへ、キャベツのどっさり炒めが登場。
どんだけどっさり!?
あ、でも、これおいしいかも。
でも、これはでいきたいアテかも。
なのでぼくは勝手にやっているヒトたちに流されないように、自分流を通すことにしました。
鱈の白子焼き。
これをチマチマやりながら、屋守で流す。
濃厚でクリーミーな白子が、お米の恵みで深みを増します。
これ、合う合うウンウン。
クマルさんがめずらしく「おいしい塩辛」なんて注文するので、ひと口もらいました。
こちらもクリーミーな仕上がり。
お友だち君は、福島の国権にを替え、
巨大なホッケを勝手に注文し、身を食べず、骨と皮と頭ばかりを食べています。
どんだけ変ジンなんだか。
ぼくはキャベツを食べるために、めずらしいハイボールを注文。
ピークウイスキー(岐阜、玉泉堂酒造のウイスキー)を使用したハイボールなんだって。
これ380円。
これで、少しはセーブできたかな?
って、クマルさん!
なに飲んでるんですか
これ、スパークリングワインみたいで、めっちゃうまかったわよ日本酒っていわれないと、ちょっと分かんないかも
でも、それ……1600円
そんなところに登場したのが、
ヤリイカのパスタ。
実は、ぼくのお友だち君、気になっていたペペロンチーノを注文したところへ、ここの店のご主人が、こっちの方がいいからと薦めてくらた一品。
これ、めっちゃ獺祭に合うぅなんか日本酒もいいわね。アンティパストとかに合うなら、日本酒にも手ひろげようかなぁ。
ちなみにこのときお友だち君が飲んでた酒?は、柳陰(米焼酎×高級みりん)。
味醂
お会計のとき、ぼく、はたと気づきました。
割り勘にするなら、ぼくの努力って、あんま意味ないよね――ってことに。
てか、むしろ損だってことに。
なにやってんだか、ぼく。
でも、おいしかったから、まあ、いっか。
お友だち君、またいい店紹介してねぇ。
最近、妙に2丁目界隈をウロチョロしている(なぜだ)、ご友人君の紹介、“から味処 粧”でした。
居酒屋
【くりす的全国名酒場紀行@から味処 粧】←詳細