がんになってもぽじぽじいこか

2012年6月食道がん発見、53歳でした。始めての体験で体当たりの治療とリハビリ。見つけたものも意外にあり!

優しすぎる程優しい子ども

2013-03-16 23:15:41 | 家族、友人
息子帰省する
通院の運転手をしたりしてもらうことになっていて、息子帰省する。
うれしいものですね。
アウトレットで待ち合わせて買い物をしたりする。
若いんだなあと思う。
感性が若々しいし、住んでいる世界の情報が若い人なのだ。
私のその頃をふと思い浮かべる。
私のほうが健全ではなく、我が育児はよかったと安心してみたりする。

やさしくなった子どもたち
はたでみたら、なんてやさしい子ども、あるいは親離れしない子どもに見えるだろう。
いつも思う。
カバンは持ってくれる、気遣ってくれる。
実に、やさしい。

だって、私ががんになって、ショックを与えたから。
どれだけしんどい思いをしたのか、よくわかる。

ふたりともほんとうにやさしくなった。
文句も言わないし、つんけんもしないようになった。
これでもか、というように出来ることをしてくれる。

心の中がわかる。
つらい気持ち、不安さ、痛み。
ごめん、だよね。

子どものために汚いばあさんになり、小さくなってから消えたい
そう思う。

1~2歳の子どもが何かに執着していっときも手放せないものがあったりする。
汚らしく見えるタオルだったりすることが多い。
取り上げると心の傷になる。
でもぼろぼろの繊維になって消えてなくなれば子どもの心は納得する。

半分くらいはボロになっている。
もう半分はじっくりボロになって
「ぼろ」と思われ、小さな小さな存在になってから死にたいなあ。
長生きしたいと子をみて思う。
がんばるべ。

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