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アニメ 『ルパン三世~血の刻印 永遠のmermaid~』 感想

2011年12月03日 13時53分54秒 | アニメ
 ゆうべ放送された、ルパン三世の新作アニメ『ルパン三世~血の刻印 永遠のmermaid~』を、次男とリアルタイムで観ました。

次男は、ルパン三世のアニメ版をほぼ観たことが無いのですが、声優さんたちの交代はまったく気にならずに愉しんでいました。私も、途中から「つっこみに」気が行くくらい、新しい声優さんたちに、すんなり馴染んでいました。これだけ大きい作品の、メインの役を新たに引き受けるくらいだから、やっぱり皆さん凄い実力をお持ちなんですよね~。敵役の石田 彰さんも、『獣の奏者』の”おじさま”を彷彿とさせる嫌な人の演技が、たまらんかったです。

さて、つっこみの方ですが、なんで地下道に最初から灯りがついてるの?侵入者を防ぐ為のカラクリの動力源は?あのカラクリを作るのに、お宝みんな使ったんじゃなかろうか?槍が一台しかないのに、投げた分不足する槍は?いくら八百比丘尼の血だからって、即効すぎるでしょ?ルパン一世のモノクルと手帳、いつからあるんだよ?埋ってるし湿気るし腐るでしょ?などなど。

もうね、これは映画「インディジョーンズ」シリーズと同じなんだ、「つっこんだら負け」なんだと思いました。ルパン一世まで登場させちゃったから、なおさらワープでもしたの?になったんですが、昭和の作品を平成に合わせようとするからこじれちゃって、どうにも真面目に観るには落ち着きませんでした。

私は、昔のアニメ版の放送とモンキーパンチさんが描いた原作を、ほぼ同じ時期に観たり読んだりしたので、単発で放送されるSPアニメ版は、あまりにもテイストが違っていて、実は観ていません。いまじゃ、昔のアニメ版は放送禁止用語ばっかりで「ピー」が煩く入って再放送できないでしょうし、原作もアダルト過ぎて子供たちには読ませられないから(苦笑)このSPアニメ版が、スタンダードになっちゃうんでしょう。


 ところで、「人魚」や「八百比丘尼」ときたら、高橋 留美子さんの『人魚の森』シリーズが、私的にはスタンダードです。あの日本特有のじめっとした恐さは、たまらんです。未読の方は損なさってますよー!ぜひ一度、お読みになってみて下さい。
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