R381(R441)の道沿いにある愛媛県と高知県の境の一つですが、境界感がここまでないところも珍しいです。が、道の駅の看板、多すぎじゃないですかね?
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四万十川の支流にある境界線ですが、谷に沿って境界線があるわけでもなく、突然境界線が現れる感じです。こういうところってたいていどちらかが岬状につきだしたところに境界線が走っていることが多いので、カーブに境界線があると勝手に思っているんですが、ここはそういうことはなく。
地形図を見てみると、このあたりはもう少し下流側で四万十川に合流する広見川による深い谷になっていて、川の両岸の山々は谷底から平気で200m以上高くなっています。そして、右岸は川を境界線に、左岸は稜線を境界線にしていて、このあたりの川の両岸は割とフラットになっているちょっと変わった場所ですね。川の流域に沿って境界線を引く方が生活圏と一致しやすそうに思えるんですが。>川は渡るだけで向こう岸へ行けるけど山は越えるのが大変なので生活圏が分断されやすい
この辺りの県境をたどっていくと、そういうセオリーはガン無視なところが多くて、過去に相当争ってるんだろうなぁってことが透けて見えますね。そういえばもうちょっと南の方にある篠山の山頂にも、そうした諍いから妥協して変なところに国境を決めたって内容の石碑があったようにも。
道の駅の看板、最近また一つ増えたようです。5年前にはなかったんですが。ただ、よって西土佐の看板は愛媛県側からも単独でちらほらと存在していました。後発なので右に三つ並んだところには置けなかったみたいですね。看板の並びと距離をよくよく見ると
高知県 あぐり窪川 56km
四万十市 四万十大正 34km
よって西土佐 6km 四万十とおわ 15km
などとなっています。四万十とおわ、四万十大正、あぐり窪川はR381方面、よって西土佐はR441方面となっていて、実はけっこう距離があるとか。一堂に会して紹介はしているけれど、近所なのは西土佐ととおわの二つですかね。この二つは10kも離れていません。
今日は道の駅巡りで、R381沿線を制覇しR56から中村へ抜けてR441から戻って来ようという魂胆。途中の道の駅は、森の三角ぼうし → 虹の森公園まつの → よって西土佐 → 四万十とおわ → 四万十大正 → あぐり窪川 → なぶら土佐佐賀 → ビオスおおがた ざっとこんな感じで。R441から戻ってくるので、よって西土佐からは元来た道を戻ります。
あちこちで食い倒れてますが、帰りは一気に帰るつもりだったから、それまでも十分食べてるのにビオス大方でさらに食事。しらすのかき揚げ丼。
おいしいに決まってますよ、えぇ。ごちそうさまでした。