いくつかの空

  見上げた空や町の様子を、写真とともに綴っていきます。
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  JAY

ちょっとびっくりする数ですね

2020-07-20 | 境界行脚

 R381(R441)の道沿いにある愛媛県と高知県の境の一つですが、境界感がここまでないところも珍しいです。が、道の駅の看板、多すぎじゃないですかね?

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 四万十川の支流にある境界線ですが、谷に沿って境界線があるわけでもなく、突然境界線が現れる感じです。こういうところってたいていどちらかが岬状につきだしたところに境界線が走っていることが多いので、カーブに境界線があると勝手に思っているんですが、ここはそういうことはなく。

 地形図を見てみると、このあたりはもう少し下流側で四万十川に合流する広見川による深い谷になっていて、川の両岸の山々は谷底から平気で200m以上高くなっています。そして、右岸は川を境界線に、左岸は稜線を境界線にしていて、このあたりの川の両岸は割とフラットになっているちょっと変わった場所ですね。川の流域に沿って境界線を引く方が生活圏と一致しやすそうに思えるんですが。>川は渡るだけで向こう岸へ行けるけど山は越えるのが大変なので生活圏が分断されやすい 
 この辺りの県境をたどっていくと、そういうセオリーはガン無視なところが多くて、過去に相当争ってるんだろうなぁってことが透けて見えますね。そういえばもうちょっと南の方にある篠山の山頂にも、そうした諍いから妥協して変なところに国境を決めたって内容の石碑があったようにも。

 道の駅の看板、最近また一つ増えたようです。5年前にはなかったんですが。ただ、よって西土佐の看板は愛媛県側からも単独でちらほらと存在していました。後発なので右に三つ並んだところには置けなかったみたいですね。看板の並びと距離をよくよく見ると

高知県         あぐり窪川 56km
四万十市        四万十大正 34km
よって西土佐 6km  四万十とおわ 15km

などとなっています。四万十とおわ、四万十大正、あぐり窪川はR381方面、よって西土佐はR441方面となっていて、実はけっこう距離があるとか。一堂に会して紹介はしているけれど、近所なのは西土佐ととおわの二つですかね。この二つは10kも離れていません。

 今日は道の駅巡りで、R381沿線を制覇しR56から中村へ抜けてR441から戻って来ようという魂胆。途中の道の駅は、森の三角ぼうし → 虹の森公園まつの → よって西土佐 → 四万十とおわ → 四万十大正 → あぐり窪川 → なぶら土佐佐賀 → ビオスおおがた ざっとこんな感じで。R441から戻ってくるので、よって西土佐からは元来た道を戻ります。
 あちこちで食い倒れてますが、帰りは一気に帰るつもりだったから、それまでも十分食べてるのにビオス大方でさらに食事。しらすのかき揚げ丼。

 おいしいに決まってますよ、えぇ。ごちそうさまでした。


これから酷です

2019-07-26 | 境界行脚

 国道482号の鳥取県/兵庫県の境界線。崖崩れなどでしばらく不通でしたが、GWに開通し、舗装も新たに通れるようになっていますね。ただし、ここから兵庫県側の通行は覚悟が必要です。鳥取県側は大半が快走路になっています。

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 不通の前はダート区間だとかで、ほぼ不通と同じ状態だったとか。点線国道とか登山道国道とか、それよりはマシという程度だったみたい。舗装は真新しいので気持ちよく走れそうに見えますが、ここから兵庫県側は酷な道が好きな人にはたまらない区間ですね。離合がほぼ不可能なところが所々にあって、しかも数100mほど続くので、対向車が来ないことを祈りつつ・・・。突撃の際は慎重に。大型車は当然通行不能です。3ナンバーも厳しいかと・・・。

 で、休日はやっぱり物好きも多くて。私が峠で写真を撮っていると、5~6台の交通が。生活に使う必要性は皆無なので、物好きと言うことになります。ツーリングなバイクも10台ほど通過していき、割と好きな人って多いんだなぁ、と再認識。
 ここって特段峠に名称が付いているわけではなさそうですので、昔から往来のあったところではないと言うことなのかな。兵庫県側からも一枚。

 切り通しの土がフレッシュでございます。まだ開通して2ヶ月ほど。また大雨が降ったらすぐ不通になりそうな区間だけど。そうでなくても冬期は閉鎖だけど。通過できるだけありがたいですかね。
 で、ここからの舂米の見晴らしはけっこう良い具合でして。

 良い天気と言うこともありますが、気持ちの良いところです、ハイ。


酷な境界

2018-04-30 | 境界行脚

 周囲を杉林に囲まれた物見峠。道幅もそれなりに広そうには見えますが・・・

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 鳥取県の境を形成する数ある峠の中でも、現役とは言いがたい峠の一つである物見峠。岡山県側は峠のすぐ手前まで走りやすい道なのですが。このカーブを曲がった鳥取県側は・・・・・・。そんなこんなで春のドライブ。無意味に遠回りして峠を通過してみます。県道6号線自体は岡山県側と共通になっていますね。で、物見峠付近はすごく狭くて大変、と。やっぱり物好きしか通らないよなぁ。


 結局何がどうなってそうなったのか、夜には湖山池のほとりで夜景。手すりにおいてカメラを傾けたり持ち上げたりしてみたけれど、これといったうまいアングルにならず。ゴリラポッドあるんだから、持ち歩くべきだよなぁ。

 月が色づいていてちょっと気持ち悪かったとか。