鍾乳洞なんかではなく、鉱石目当ての手彫りの坑道。珍しい物が見当たらないのは当たり前と言えば当たり前。手で掘り進めていった証が、目の前に広がっているんですね。
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ただし、床は固めてある、と。間歩(まぶ≒坑道)のひとつにて。子供が凄い勢いで駆け抜けていったんだけど、それじゃ何しに来てるのかまったくわかんないような気がする・・・(^^;
世界遺産登録はされてはいるものの、今ひとつメジャーになりきれていない感じがするんですが、どうなんでしょうか。何か一つシンボリックな物があると変わるんでしょうけれど、特にそういう物もあるわけでもなく。鉱山の遺構だからなお、何もないですよね。銀山の遺跡。中世ヨーロッパを席巻した日本産の銀。その産地。ということですかね。
精錬所の跡もしっかりと残ってはいるのですが、かなり想像力を働かせないと精錬をどうやっていたのかは難しそう。オーディオガイドなどはしっかりと用意されているので、しっかりと知りたい人は借りておくのが吉ですね。
始めに目に入ってきたときは城跡かと思ったりもしました。綺麗に石垣を組んでいますねぇ。くぼんでいるところで何かしら作業をしていた模様です。
鉱山街の町並みも残っていて、現在でも人が住んでいる地区。さらにそれらしくしようとあちこちで努力している跡が見られました。たとえばこんなのとか。
うーん、いっそ自販機やめたら?って思わないでもないんですが・・・。通りに面しているところは、かなり綺麗に整理されており、新しくする場合は必ず古めかしくするようになっているみたいで、ものすごく新しいのに古い作りになっている、その違和感がまたおもしろいというか。2~3年もすればなじんでくるんでしょうね。
平日に来たせいか、店の類がほとんど空いていませんでした。開店休業状態?とはいえ、土日にお客さんが多いのは事実のようなので、平日はしょうがないのかな。それでもいくつかのお土産物屋や食事処は開いているので、“根気よく”探す必要があります(^^;
駐車場では霧雨だったのですが、間歩の方へ進むにつれて雨がだんだんとしっかりしてきて、間歩の入り口ではしっかりとした雨に。思ったより距離を歩くことになるので、レンタサイクルが無難かも。また、真夏はやっぱりやめた方が良いかな・・・凄く暑くなるみたいだし。まぁ、これだけ雨が降ってりゃ寒いくらいだったんだけど。