肥薩線の最高点。意図せずに乗った電車が観光列車だったため、あちこちでちょっとずつ停車。駅でもないこの最高点でも景色を堪能するために停車してくれました。えびの高原の山々をはじめ、遠くは桜島まで見えています。桜島まで見えるのはラッキーなんだとか。そりゃ夏はあまり見通しは良くないですもんねぇ。
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今日は博多まで18切符の旅。経路上どうしても通ることになる肥薩線。ダイヤが薄いので選択の余地もなく「しんぺい2号」に乗車することに。この列車、時刻表では一部座席指定のマークでしたが、実態はほぼ全席指定。非指定席は10席に満たない・・・。つまり、地元利用は皆無ということ。それでも人吉まで走ってくれるのはありがたい限り。こちらとしては通過さえできれば問題はなく、立ったまま列車をうろついて良いと言うことだったのでうろうろしていました。>自由席はすでに満杯でしたので。各駅共に4~7分ずつ停車時間が設けられていて、各駅共にちょっとずつ何かがあるみたい。そこかしこに写真を撮ったりしながら通過していきます。2カ所あるスイッチバックの解説もリキ入っていましたね。そして大畑駅。あぁ、ここがかの有名な大畑駅ですか。あんまりスイッチバックをありがたがる習性はないのでスルー。駅舎に名刺がめいっぱい貼ってあったのがおもしろかったですね。
ということで、二日目。枕崎駅を始発でスタートします。6時10分に出るはずなのですが、鹿児島中央に到着するのは8時51分。妙に時間がかかっています。待ち合わせがあちこちであるみたい。さて、早朝の枕崎駅ですが、無人駅な上に駅舎もなく、寂しすぎる終着駅ですね。端っこの駅ですからしょうがないともいいますか。JRを端から端まで、と言った場合、たいてい片方の端はこの枕崎駅になるみたいですね。
ホームから歩いてすぐの所。車止めが端を物語っています。端ですね。このゲートをくぐれば駅の外。これもちょっとなぁ・・・・・・。枕崎を出て指宿までは高校生がガンガン乗ってきます。そのほかのお客さんはほぼナシ。通学専用ですかね。そりゃあまりJR九州も力をいれられないかなぁ。指宿からは一般の人もたくさん乗ってきて大混雑。なんだけど、ワンマン運転です。駅員が各駅にいればワンマンでも大丈夫だろうけれど、無人駅も結構あるよね?だいじょうぶかな?と思っていましたが、案の定ちょっとずつ遅れていきます。どのみちそれを見越してのダイヤのようですが。
と言うことで鹿児島駅に到着。ここで40分待ちなので改札を抜けて周辺をうろうろ。検印はここで押してもらいました。>よくよく考えると後の「しんぺい号」で押してもらった方がネタになったかな? 昨夜のうちに桜島が噴いたらしく、そこかしこの白い灰が降り積もっていました。風に飛ばされて灰が舞い上がって・・・げほげほやってしまいましたとさ。おやつを買い込んで次の電車へ。
日豊本線で隼人まで。ここから肥薩線に入り、吉都線経由の都城行きで吉松まで。ここも山岳コースですね。狭い山道を縫っていくような感じでゆったりゆったり走っていきます。そして吉松駅で「しんぺい2号」に出くわします・・・。あれま、本格観光列車だわ。こんなの想像してなかったなー。
そんなこんなで人吉駅へ到着。一時間程度ですんでずっと立ちっぱなしでも苦にならないかな。あちこちうろついていましたしね。ここでは57分待ち。駅前をうろつきますが、靴底からアスファルトの熱が直に伝わってきます・・・これは熱い。たまらず駅前の定食屋さんへ。地鶏焼き定食を頼んでおいしくいただきましたとさ。隣の客が馬刺しを頼んでいましたが、アレもおいしそうだったな・・・頼めば良かったわ。
人吉からは球磨川に沿って八代まで。ところどころ崖が崩れたりしていて先日の大雨の痕跡が至る所に見て取れました。もっと酷いのは阿蘇の方ですが(線路が流れたりとかしていますし・・・)。せっかくなので後ろにかぶりついて激写。こういうの好きだなぁ。
八代からは都会の電車。周辺は建物だらけで。車窓は淡泊な感じ。電車もスピードは速くあっという間に熊本。そして乗り換えて荒尾。そして博多。この区間って印象に残らなかったなぁ・・・